
3年ほど前、キャニオニングを始めた時に一番気になっていた渓谷が北海道のアイシポップ川だった。BIG WEST氏に日本を代表する名渓と称されるアイシポップ川にいつかは行ってみたいと思っていたが、ついに2024年9月その機会を得た。
アイシポップ川|キャニオニング|2024.9.10
メンバー:ゴルジュスズキ|タクマ|木村商店|リュウスケ
詳細な記録は『渓谷登攀』参照。
- 1day下降のため早朝に出発する
- 藪はそれほど濃くない
- co1080入渓地点
- 水枯れの上部ゴルジュ
- 上部ゴルジュは800mに渡り続く
- 上部ゴルジュが開けると湧水で水流が復活する
- 至る所に適温の温泉が湧出していた
- 上部ゴルジュを抜けるとすぐに次のゴルジュが始まる
- 次第に地形が大きくなっていく
- 羽衣の滝上部の大連瀑帯がはじまる
- ときに飛び込みでクリアしていく
- 端正な渓相
- 羽衣の滝下降中
- 羽衣の滝全景|右端が下降中のキム
- キム拡大
総評
日本を代表する名渓という評にも納得のよくできた渓谷だった。途中で明確に特徴の変わる景観、コンティニュアスな間取り、フィナーレの羽衣の滝など文句のつけようがない。ボルトを使用せず下降できる点も素晴らしい。
小雪の年の秋ということもあり上部ゴルジュの雪渓は消失していた。雪渓がない場合突破の障壁となる要素はなく、快適にキャニオニングできる。『渓谷登攀』に記載のあるロープトラブルは初見で回避するのは不可能。時間に余裕を持つこと。