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翅谷川|那賀川支流|沢登り

翅谷川は徳島県と高知県の県境付近に位置する渓谷で、高知県地元山岳会が過去に開拓しているようだがネット上で記録は確認できないので実際に見に行ってみた。

翅谷川|沢登り|2024.06.16

メンバー:ゴルジュクラブ2名

翅谷川は大きく2つの支流からなり、左右俣共に確認することにした。co700から遡行開始。

左俣

分岐地点の暗いゴルジュ地形に引き寄せられて左俣から遡行開始。すぐに現れる7mは右岸から小さく巻く。ここから快適に直登できる斜瀑が何本か現れる。

co830にて右俣に進むとco920に17m。これも登れず右岸から巻くとすぐに樋状15m。この滝は特徴的な形状をしていて面白い。右スラブからフリー。

co1070の30mを右から小さく巻くと大崩落地となり水枯れ。右俣へと戻るため尾根を下降した。

右俣

左俣から下降し、右俣へと進む。すぐに現れる二段7mは左スラブからロープを出してトラバース。その後co820付近までなかなか良い渓相が続くが、以降ゴーロの単調な渓谷となる。co940にチャートの路頭による赤い滝がある。その先で何もないと判断し、小支流の岩壁マークを確認しにいく。

co910左岸支流入り口の10mはロープを出して直登。その後急傾斜の沢を詰めていくとco1125にて目的の岩壁基部に到着。残念ながら水流はごく僅かで、期待した大滝は存在しなかった。

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総評

左股の大崩落地に至るまでの区間は渓谷の造形・沢登りの楽しさともになかなかのもの。大崩落地にて遡行終了とする場合半日コースとなる。

右俣は分岐直後こそ良い渓相をしているが、すぐに大味な渓相になるため遡行対象としてはイマイチ。

翅谷川の場所

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