
日本一、映えるゴルジュ。
SNSに多数投稿される特有の景観から、憧れの渓谷として注目を集めるザクロ谷。昨年、2023年の目標として心に決めていたザクロ谷を遡行した。
メンバー:ゴルジュクラブ3人
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
日本一、映えるゴルジュ。
SNSに多数投稿される特有の景観から、憧れの渓谷として注目を集めるザクロ谷。昨年、2023年の目標として心に決めていたザクロ谷を遡行した。
メンバー:ゴルジュクラブ3人
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
五十沢。何年も前から強く惹かれていた渓谷だった。
遡行した者は、口を揃えて日本を代表するゴルジュだという。素晴らしい対象ならば最高のスタイルで挑戦したい。我々に可能な限り水線に肉薄し、下部から上部まで遡行する。五十沢下部〜上部ゴルジュ4daysワンプッシュを決行した。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ2名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
「観光名所」「日本の滝百選」「初心者向け癒し渓」「滑床」。面河渓。
源頭まで詰め上がると日本百名山・石鎚山に突き上げ、さしたる難所はない四国を代表する渓谷。一般的なコースでは初心者向け日帰りコースなのは間違いないが、面河渓の本質はそこでは、ない。
一般的に遊歩道でパスされる下部ゴルジュの集水域は四国最大級。四国における本流ゴルジュ遡行は面河渓以外でなし得ない。若干間延びする中部を越えると日本の滝100選・御来光の滝に至る。御来光の滝を正面から登攀するとすぐに石鎚山・南尖峰に突き上げる中沢が現れる。全てのセクションが水線突破可能で、バリエーションに富む。しかも力量に応じて自由にラインどりができる。
直登ラインをとる場合、四国では珍しい泊まり沢となる。
初心者向け癒し渓と侮るなかれ、面河渓は四国を代表する険渓でもある。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
高瀑。
四国で沢に、ひいては山に詳しい人間であれば誰もが特別な感情を抱いているであろう大瀑布。
そこに至るまでの渓谷に、つい最近まで未知が残っていた。2021年、キャニオニングにて下部ゴルジュの全貌解明を行った。その後より詳しく調べると下部ゴルジュはごく一部を除き沢登りで突破されたことがないという。
侵食激しいゴルジュ滝が連続する下部ゴルジュを沢登りで突破することはできるのだろうか。好奇心が心をくすぐる。そして何より、初完全遡行という甘美な果実を私が味わいたい。
高瀑渓谷 下部ゴルジュ完全遡行
メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
四国三悪渓というものがある。足谷川・瓶壺谷(右俣)・松ヶ谷の3本をそう呼ぶらしいが、確かにそのどれもが一筋縄ではいかない悪さを持っている。
昨年、私に登攀的な沢登りを教えてくれた師匠とともに瓶壺谷を初訪問してから1年と少し。それから100本ほどの渓谷を遡行し、多少は登れるようになっている。当時は恐怖を感じながら師匠の背中を追うしかなかったが、今なら正面切って勝負できるかもしれない。
そして何より、瓶壺谷には完全遡行という甘美な果実がまだ残っているのだ。地元沢ヤ同人として我々がその果実をいただくしかない。瓶壺谷(右俣)完全遡行。
メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
日本を代表する異形のゴルジュ。ゴルジュ志向の沢ヤなら1度は訪れるべきと噂される渓谷を遡行した。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ3名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
赤石山系界隈の戸ノ谷川には側壁50mクラスの美ゴルジュが隠されていた。
メンバー:ゴルジュクラブ1名+1名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
”高度なゴルジュ突破を目指す者へ”
ここ半年、沢に入り浸り、調子に乗っていた我々には魅力的な課題だった。
登れない渓谷があるわけがない。尾白川だって例外ではないはずだ。尾白川下部 / 上部ゴルジュ1day x 2。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
いつものように深酒しながらゴルジュを探していた。画像検索でヒットしたその極彩色ゴルジュは発見者以外の情報はなく、その記録にはさらなるゴルジュの可能性が記されている。是非自分の手で登攀してみたい。
発見者の@yxxxxxxxxxxo(某登山SNSのアカウント名・一部伏せ字)氏に感謝。
メンバー:ゴルジュクラブ2名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
メンバー:ゴルジュクラブ1名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
コンビニ系登攀ゴルジュ。
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
ゲテモノゴルジュ四国代表。水が少ない海川不動川。
ゴルジュ好きなら新たな性癖を開くかもしれない。そうでなければウンザリするほど陰湿。それが御祓川。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
異次元のゴルジュ。武平谷川(クロスケオテ谷)は、私が経験したことのあるゴルジュの中で、圧倒的に、群を抜いて異次元だった。
側壁の高さは100mを優に超え、垂直以上の斜度で幅数メートルのゴルジュとなっている。花崗岩の岩盤は堅牢かつ緻密で、大味な部分が一切ない。完璧なゴルジュとは武平谷川(クロスケオテ谷)のことを指す。
メンバー:ゴルジュクラブ2名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
「ドブ川」「臭い」「異世界」
陰湿で汚い暗黒世界が4km以上にわたり続く由布川渓谷。日本トップクラスの特異性をもつ泳ぎゴルジュであることは間違いない。
メンバー:ゴルジュクラブ2名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
メンバー:ゴルジュクラブ3名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
メンバー:ゴルジュクラブ1名+世界のキャニオニア
愛媛県の大本流ゴルジュ止呂峡(とろきょう)。一般的には橋の上から見下ろすだけのマイナー観光地ではあるが、沢ヤからすれば四国最大の集水域をもつゴルジュだ。
残念なのは流入する2本の河川それぞれに取水堰堤があり、集水域に対して水量が非常に少ないという点だが、過去、堰堤ができる前に造形された渓谷は大渓谷然とした壮大なもので、四国離れしている。
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
高知県いの町に位置する高樽川。車道が並走する渓谷ながら沢登りの記録はない。
車道から見える範囲だけでも大釜を擁す小滝が複数あり、沢登り初心者に良いのではないかと開拓した。
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
池郷川。古典的な険渓であり、西日本を代表する大渓谷。
2022年後半、ゴルジュクラブを設立し、メンバーと共に四国内の記録未見の渓谷を開拓してきた。個人的な感覚では結構難しいことをやっているつもりではあったが、我々には対外的な実績がない。
ゴルジュクラブは、四国の片田舎で粋がっているだけの猿なのか、本物のゴルジャー集団なのか。それを確認しなければならない。
池郷川。今では並走する林道への脱出が容易なことからゲレンデとも揶揄される渓谷である。だが古典的には下部・中部・上部それぞれのセクションが4級の渓谷で、ワンプッシュであれば6級の難易度だというではないか。
いざとなれば逃げられるとはいえ、気持ちは逃げ場のない本流遡行に挑むゴルジャーである。ゴルジュクラブの腕試しとしてちょうど良いではないか。池郷川3daysワンプッシュ。
メンバー:ゴルジュクラブ3名
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
四国界隈の難ハイキングコースとして有名な石立山。多くのハイカーを受け入れるこの山に隠された大滝があるらしい。その落差は100m以上。GoogleMapに記載がある百間滝をはるかに凌ぐスケールで、しかも地形は深く侵食された垂直ゴルジュとでも呼ぶべきもの。
大滝の発見者は「三嶺さんぽくらぶ」だと思われる。記録を公開していただいたことに感謝。
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
ゴルジュクラブ(Gorge Club)は高知県拠点の沢ヤ同人です。四国界隈の沢ヤ・アルパインクライマーでメンバー構成されています。
ゴルジュ突破(活動の9割)・大滝登攀・ゆるふわ焚き火沢登りなど、オールラウンドに活動。年間活動日数100日以上。1週間単位の遠征年間3回以上。3〜11月は沢登り・キャニオニング、12〜2月はボルダリング・フリークライミング中心。
未開の渓谷をクライミングシューズを履いて水線突破したり、未知を追求するためにキャニオニングしたい若者求む(少し前まで平均年齢20代だったのにメンバーが増えるたびに高齢化して困っています。若い沢ヤはおらんのか。)。
記録未見の四国の沢開拓実績数十本(下部「開拓記録」参照)。四国の沢開拓 第一人者集団。
愛媛県・高知県・徳島県(香川県の沢登りコース知らないです)れぞれの定番コース概要と、未開の渓谷がゴロゴロしている四国の沢登り開拓について記述します。執筆「ゴルジュクラブ(高知県の沢ヤ同人)」。
関西起点沢登りコース100・日本登山大系等に記載の沢は概ね登っていますが、それだけでは不十分なので地元沢ヤお勧めの渓谷など、厳選した沢だけ掲載しています。ざっくりとした掲載基準としては遠征してまで行く価値があるか否か、という感じです。
ゴルジュクラブが開拓した記録未見の渓谷は近年記録公開予定です。