沢登り|海外

険谷シリーズ|渓谷一本につき一冊の写真集

     

コンセプト

私にとって、『渓谷登攀(大西良治 著)』が沢登りの概念そのものであるように、『ヒマラヤ悪魔の谷(NHK)』が探検モチベーションそのものであるように、写真や映像には人の心に強く訴えかけるエネルギーがあります。数年前まで普通のハイカーだった私が、渓谷を自由に飛び回れるようになったのも、先人たちの写真や映像からエネルギーをもらう、幸運に恵まれたからこそです。

私自身、いろいろな渓谷を訪れて改めて実感するのは『より特別な世界は、より困難の先にある』ということ。私が尊敬してやまない大西良治の言葉のとおり、困難を越えた先には必ずと言っていいほど、魂を揺さぶる世界が待っているのです。これは、『渓谷登攀』や『ヒマラヤ悪魔の谷』が特別な世界を私に教えてくれたという、原体験とも一致するものです。

この濃密な世界は、SNSや、ブログで伝え切れるものではありません。 ”険谷一本ごとのドラマや美しさを、詳細に、マニアックに表現することこそ、渓谷の魅力を伝える最良の方法だ” その思いが『険谷』シリーズの着想となっています。

『険谷』シリーズは、渓谷一つにつき一冊の対となる、写真集であり、トポであり、遡行記録です。私自身の、そして私の友人たちの、魂を込めた遡行の全てが、一冊ごとに収録されます。自費出版だからこそできるマニアックな、そして、これまで謎に包まれていた、渓谷の深淵に展開される『特別な世界』をぜひ体感してください。きっと、これから渓谷に行くあなたの、もしくは過去行きたかったあなたの、モチベーションになると信じています。

続きを読む

十粒溪(shílìxī)|キャニオニング

     

十粒溪(shílìxī)は台湾西部に位置する中規模の渓谷で、中部〜下部にかけて未解明ゴルジュが残されている。中規模といっても「台湾では」という前置きがつくもので、日本の感覚からすれば集水域20km2くらいの水量があって結構な迫力だ。

十粒溪(shílìxī)|キャニオニング|2024,11,11〜14
メンバー:Jasmine Li・林冠廷・Huan Ruei Wang・大西良治・鈴木助・大木輝一

続きを読む

新武呂溪(xīnwǔlǚxī)|キャニオニング

     

「タスクの投稿、『xīnwǔlǚxī』とかカッコこつけすぎでしょ、『shīn wǔ liǔ shī』のほうが読みやすい」「それならテルの『台湾expedition 2024 is over.』はどうなんだよ、英語の必要ないじゃん、カッコつけやがって」「たいして変わんないでしょ笑 お前らそんなんだからSNSでコメントつかないんだよ、絡みにくい」

私にとって初めてとなる海外での渓谷。大西氏の台湾遠征計画にお誘いいただき、今となっては残り少ない、台湾の未開の渓谷でパイオニアワークしてきた。

新武呂溪(xīnwǔlǚxī)|キャニオニング|2024,11,05~08
メンバー:大西良治|鈴木助|大木輝一

続きを読む

GORGE CLUB(ゴルジュクラブ)について

     

ゴルジュクラブ(GORGE CLUB)は国内外で活動する、ゴルジュ開拓者集団です。険谷やゴルジュを開拓・調査し、写真集として発表しています。

写真集

険谷シリーズ

国内外の険谷一本につき一冊ずつ制作される写真集シリーズ

 

GORGE CLUB|四国の渓谷開拓記録写真集

 

オンラインストア

実績

称名川 下ノ廊下 遡行融雪沢大ゴルジュ 遡行十粒溪(shílìxī) 下降剱沢 遡行五十沢 下部〜上部ゴルジュ 遡行 ほか

お問い合わせ

写真集のお取引や、その他お問い合わせはゴルジュクラブのインスタグラムからDMにてお願いします。

続きを読む