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DIY古民家で過ごす冬

DIYで築100年以上の古民家をリノベーションして生活していますが、初めての冬を迎えて予想以上の快適さに驚愕したので自慢します。

DIY古民家のスペックをおさらい

私の自宅は築100年以上(書類など残っていないので詳細な年月は神のみぞ知る)の古民家、というかボロ屋をDIYリノベーションした高気密高断熱住宅です。

高気密高断熱住宅といっても第○種換気とかヤヤコシイことは一切やっていないので天井・壁・床が最低限断熱されていて建具の気密に配慮している、くらいの自称・高気密高断熱住宅ではあります。

もともとは養蚕室だった平家で床面積は68平米。石場建だったのを揚家してスラブ基礎を施工してあります。

外気温+20度

愛犬ぽてお君のポーズのせいで寒そうに見えるが室温24度である

2022年12月、今年最強の寒波が全国を襲い、日本海側の広範囲に記録的な豪雪をもたらした。高知県も明け方から雪が降り、予想最低気温は平野部で-2度となり今年一番の冷え込みとなった。リノベーション前のボロ家だったら全ての水道管が破裂し、エアコンが唸りを上げる部屋で「強」にした電気毛布と布団にくるまりながら起きたくないとかなんとか妻とボヤいているはずの6:00。リノベーション後のマイハウスでは室温18.2度の快適な朝を迎えていた。石油ストーブのスイッチを入れて30分ほどで20度まで上昇した室温は8時頃には24度になっていた。

去年まではストーブの半径1メートルから外に出ると寒すぎて震えていた、というかストーブの近くでも寒すぎて常にダウン上下を着ていました。現在はTシャツと裸足で快適なマイハウス。頑張ってリノベーションした甲斐がありました。

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断熱に使用したもの一覧

素人の断熱でこれほど快適になるとは、この結果を独り占めするのはもったいないので我が家の断熱施策一覧を掲載します。

使用した断熱材

  • 屋根:ネオマフォームT50mm
  • 壁:MAG・イゾーベール・コンフォートT120mm
  • 床:カネライトフォームT50mm(土台面から455mm・基礎直張り)
  • 窓:アルゴンガス封入複層ガラス

気密性の対策

  • グラスウールの適切な施工
  • 引き戸は全て無くす
  • 扉など開口部は機密性のあるパッキンを施工
  • 面戸など隙間のある箇所は発泡ウレタンスプレーで塞ぐ

この内容が現代基準でどの程度かは不明ではありますが、個人的には文句のつけようがないほど快適なので満足しています。

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DIYリノベーションしている最中は材料費もかかるし施工も面倒だし結構しんどかったのですが、この結果を見ればなんの文句もないです。ちなみにリノベーション前の冬は1日6Lの灯油を使い、月1.5万円のエアコン代がかかっていたのですが今のところ1日2Lの灯油で家全体を温めることができています。

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