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ここ最近ずっと気になっていた沢ヤと南アルプスのゴルジュ黒桂河内川でデート。世の中には凄いヤツがいるものですね。ゴルジュも刺激強めでしたがメンバーのほうがもっと刺激的でした。
黒桂河内川ゴルジュ|沢登り・キャニオニング|2024.07.06
メンバー:大木氏|ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
ここ最近ずっと気になっていた沢ヤと南アルプスのゴルジュ黒桂河内川でデート。世の中には凄いヤツがいるものですね。ゴルジュも刺激強めでしたがメンバーのほうがもっと刺激的でした。
黒桂河内川ゴルジュ|沢登り・キャニオニング|2024.07.06
メンバー:大木氏|ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
ゲテモノゴルジュ「イワンヤ沢」で名を馳せる(?)戸台川に気になる支流を見つけたのは数年前の冬のこと。アイスクライミング体験に誘われ、戸台川を歩いている時に見つけたその小渓谷は登攀が絶望的な地形をしていた。
核心部と目されるセクションは水平距離350m落差250m。集水域は小さいが岩質は石灰岩で、私の経験上0.5平方キロ程の集水域があればゴルジュになる可能性があり、なんとしても中を覗いてみたいと思っていた。
白岩沢(仮称)|キャニオニング|2024.07.04
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
究極の崩壊沢。アカナ沢の岩壁は常に崩壊を続け毎年景観が変わるという。
個性際立つ渓谷は濃密な体験として記憶され、その後の糧となることが多い。アカナ沢はどんな体験を我々に与えてくれるのだろうか。
アカナ沢|沢登り|2024.07.02
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
屋久島の渓谷は本州とは比にならないスケールの大渓谷らしい。離島の花崗岩大渓谷という旅情を味わいたく遠征を企画した。
そしてなにより、海外でデカい渓谷をやる人間は屋久島の継続遡下行で実力を試すようだ(私が一方的にライバル視している人物が屋久島に行っているだけかもしれない)。
我々も継続遡下行で実力を試そうではないか、と意気込んだものの天候に恵まれず4日間しか好天は続かない。当初予定していた瀬切川遡行-宮之浦川下降のプランは厳しく、一番興味があった瀬切川キャニオニングに予定変更した。
瀬切川|キャニオニング|2024.04.17 ~ 20
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
徳島県那賀町に位置する東又谷は、県道沿いにかかる新居田の滝が有名だが、遡行記録は少ない。
滝ヤの記録が断片的に残るのみで全貌は謎に包まれていた。このエリアは2022年秋に開拓を行いポテンシャルを十分に確認しているエリアで東又谷もいつか全貌を確認しなければならないと思っていた。
東又谷|キャニオニング|2024.4.13(遡行記録集GORGE CLUB収録)
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
高知県の中でも辺境の地に、距離200m総落差100mの一続きのゴルジュ連瀑帯を内包する渓谷がある。
高知県の沢|沢登り|2024.4.10(遡行記録集GORGE CLUB収録)
メンバー:ゴルジュクラブ1名
紀伊半島には沢ヤが多い。しかし、キャニオニングのタクティクスで未知を追求しようとする先鋭的な沢ヤはなかなか少ない。
紀伊半島の若くてヤル気のある沢ヤに”キャニオニングってすごいんですよ”と、布教活動してきた。
2023.11.23|岩井谷|キャニオニング
ローソク滝の上部にすごいゴルジュがあるらしい。2023年秋にSNSで話題?になった下降記録を見て早速訪問した。ローソク滝が掛かるのは刈安谷支流のホホゴヤ谷。刈安谷も沢登りでの突破が困難なゴルジュを擁するという。折角遠征するなら、と1day*2キャニオニングした。
折角なので、紀伊半島界隈でキャニオニングに興味があるメンバーを集め、布教活動も行う。
2023.11.02 – 03|刈安谷・ホホゴヤ谷|キャニオニング
”赤いゴルジュ”の通称で呼ばれるゴルジュがある。
赤いゴルジュの存在を知ったのは2022年8月。東北の沢屋をSNSでナンパした時のこと。そのときは天候不順により訪問できなかったが、ずっと気になっていた。
2023年10月、東北遠征で悪絶な渓谷の数々を遡行する予定だったが、あまりの寒さと万全でない体調によりプランB、いや、プランFくらいのコンビニ系沢登りを求めていた我々には、赤いゴルジュはなんとも魅力的なゲテモノゴルジュに見えた。
春川 万滝沢 赤いゴルジュ|沢登り|2023.10.17〜18
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
日本有数の美瀑「九階滝」。豪雪地帯ならではの大スラブを優雅に滑り落ちる大瀑布だ。
九段80mの大滝で、最下段が約50m。その上に10mほどの滝が続き、残り七段で20mを等分する。すべての落ち込みに滝壺があり、滝壺から直接次の落ち込みへと繋がる、完璧な造形の段瀑。
普段は未知を求め暗黒のゴルジュばかり彷徨っているが、九階の滝の、あまりの美しさに陽光の中で沢登りをしてみたい欲望を抑えきれなくなった。とりあえずいつものパートナーと、それから映えまくりの沢写真をSNSに投稿しまくり、女子と沢に行きまくっていて一方的にライバル心を燃やしていた沢屋に声をかけた。
九階滝 登攀|2023.10.14
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名|東北で一番モテる沢屋
沢登り四国最難関とされる渓谷「足谷川」。2023年の課題としてチャンスを伺っていたがタイミングが合わずトライできていなかった。
2023.10.11。メンバー3人が揃い天候が安定しているこの日が今年のラストチャンスだ。2023年は瓶壺谷(右俣)完全遡行・高瀑渓谷(下部ゴルジュ〜高瀑まで)完全遡行・魔戸の滝登攀など、四国に残された課題にそれなりの成果を出せた。残るは足谷川。この渓谷を抜きに我々の2023年の活動は終えられない。
足谷川にはいくつかの課題が残っている。一番魅力的なのは未踏の上部ゴルジュ遡行。足谷川の上部ゴルジュは未だに沢登りでの侵入を許していない。さらに一般的には高巻きとなる下部ゴルジュの未登滝数本の登攀。これらを繋げて完全遡行を目指す。
沢登りは私にとって探検のいちジャンルでありスポーツ的要素は不要だと常々思っているが、地元の渓谷となるとどうしても欲が出てしまう。地元沢登り同人として、狙うはベストライン。
足谷川 下部〜上部ゴルジュワンプッシュ|2023.10.11
メンバー:ゴルジュクラブ3名
”仁淀ブルー”で名を馳せる安居渓谷。支流の弘沢が沢登りガイド本に掲載されたことで、観光だけでなく沢登りでも俄かに活気付くこの界隈に隠された大滝がある。観光客で賑わうエリアから約10km奥、安居渓谷本流に大滝が存在するのだ。
滝の落差は約30m。細い水路の奥に瀑水を落とし、巨大な釜を携えた、まさに本流大滝という堂々とした滝「大瀧」だ。
大瀧登攀|2023.09.27
メンバー:ゴルジュクラブ2名
2023年、四国の沢にはまだ課題が残されていた。名のある渓谷、それも四国を代表する険渓それぞれに水線突破という課題が残されていたのだ。2023年夏、瓶壺谷(右俣)・高瀑渓谷(下部ゴルジュ〜高瀑の滝)を完全遡行し、我々に残された課題は足谷川・魔戸ゴルジュとなった。
魔戸ゴルジュは日本100名渓のひとつ、西種子谷の入り口に位置する一続きのゴルジュ帯で、総落差は150mもある。全国から多数のパーティーを迎え入れる人気の渓谷ながら魔戸ゴルジュはいまだに完全遡行を許していない。魔戸ゴルジュの完全遡行には入り口を守る魔戸の滝の登攀が必須となり、魔戸ゴルジュの完全遡行を目標の一つに掲げる我々にとってもいつか取り組まなければならない課題だった。
魔戸の滝登攀(おそらく初登)|2023.09.24
メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名
石鎚山系の沢は、愛媛県側はそこそこ開拓されているが高知県側の情報は非常に少ない。石鎚山系南面で特に目立つ地形をしている中ノ川川にも遡行記録は無い。
中ノ川川 各支流開拓(沢登り・キャニオニング)
川浦渓谷・海ノ溝洞など全国的に有名なゴルジュを擁す奥美濃で、ひときわ特異な景観を持つらしい明神洞。集水域の小ささとは裏腹に、側壁の高さは100mクラスと奥海のエリア最大規模を誇る。
前日のザクロ谷から高知へと帰る道中、半日ゴルジュと洒落込んだ。
メンバー:ゴルジュクラブ3人
日本一、映えるゴルジュ。
SNSに多数投稿される特有の景観から、憧れの渓谷として注目を集めるザクロ谷。2023年の目標として心に決めていたザクロ谷を遡行した。
メンバー:ゴルジュクラブ3人
五十沢。以前から強く惹かれていた渓谷だった。遡行した者は口を揃えて “日本を代表するゴルジュ” だという。
素晴らしい対象なら最高のスタイルで挑戦したい。我々に可能な限り水線に肉薄し、下部から上部まで遡行する。五十沢下部〜上部ゴルジュ4daysワンプッシュを決行した。
五十沢|沢登り|2023.9.1 ~ 4
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ2名
「観光名所」「日本の滝百選」「初心者向け癒し渓」「滑床」。
源頭まで詰め上がると日本百名山・石鎚山に突き上げ、さしたる難所はない四国を代表する渓谷。一般的なコースどりをすると初心者向けなのは間違いないが、面河渓の本質はそこでは無い。
一般的に遊歩道でパスされる下部ゴルジュの集水域は四国最大級。四国における本流ゴルジュ遡行は面河渓以外でなし得ない。若干間延びする中部を越えると日本の滝100選・御来光の滝に至る。御来光の滝を正面から登攀するとすぐに石鎚山・南尖峰に突き上げる中沢が現れる。全てのセクションが水線突破可能で、バリエーションに富む。しかも力量に応じて自由にラインどりができる。
直登ラインをとる場合、四国では珍しい泊まり沢となる。
初心者向け癒し渓と侮るなかれ、面河渓は四国を代表する険渓でもある。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
高瀑。
四国で沢に、ひいては山に詳しい人間であれば誰もが特別な感情を抱いているであろう大瀑布。
そこに至るまでの渓谷に、つい最近まで未知が残っていた。2021年、キャニオニングにて下部ゴルジュの全貌解明を行った。その後より詳しく調べると下部ゴルジュはごく一部を除き沢登りで突破されたことがないという。
侵食激しいゴルジュ滝が連続する下部ゴルジュを沢登りで突破することはできるのだろうか。好奇心が心をくすぐる。そして何より、初完全遡行という甘美な果実を私が味わいたい。
高瀑渓谷 下部ゴルジュ完全遡行
メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人
以前、肉淵谷を遡行した際に側壁にかかる大滝が強く印象に残った。過去の記録では高瀑(四国を代表する大瀑布)のような大滝、とも表現される1本で登攀記録はない。
大滝登攀は趣味ではないが、これほど迫力のある大滝が未踏(と思われる)となれば話は別だ。誰かに登られる前に登らなければ、と2ヶ月後に再訪した。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
四国三悪渓というものがある。足谷川・瓶壺谷(右俣)・松ヶ谷の3本をそう呼ぶらしいが、確かにそのどれもが一筋縄ではいかない悪さを持っている。
昨年、私に登攀的な沢登りを教えてくれた師匠とともに瓶壺谷を初訪問してから1年と少し。それから100本ほどの渓谷を遡行し、多少は登れるようになっている。当時は恐怖を感じながら師匠の背中を追うしかなかったが、今なら正面切って勝負できるかもしれない。
そして何より、瓶壺谷には完全遡行という甘美な果実がまだ残っているのだ。地元沢ヤ同人として我々がその果実をいただくしかない。瓶壺谷(右俣)完全遡行。
メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人
日本を代表する異形のゴルジュ。ゴルジュ志向の沢ヤなら1度は訪れるべきと噂される渓谷を遡行した。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ3名
いつものように酩酊しながらネットサーフィンしていると、1枚の気になる写真を見つけた。トチグルス谷。不思議な名前のついたこの谷にはどうやらゴルジュが眠っている可能性が高い。地形図と僅かな情報をもとに探し当てたトチグルス谷は、ゴルジュ地形の連続する渓谷だった。
鮎喰川支流 トチグルス谷開拓。
メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名
徳島県美馬郡つるぎ町を流れる貞光川支流の片川に注ぐ、かずろう谷川。遡行記録はなく、滝ヤの記録がわずかにあるのみ。2022冬の偵察にてゴルジュの可能性を感じ2023.08.12に開拓を行なった。
メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名
高知の遡行記録のない渓谷。愛媛県の有名な足谷川とは別物。
地形図や地質などの事前情報からはそれほど期待していなかったが、なかなか良い渓谷だった。小規模ゴルジュを複数擁し、そのどれもが直登可能。侵食激しい地形が多くゴルジュ好きも満足できる渓谷だ。
メンバー:ゴルジュクラブ2名
赤石山系界隈の戸ノ谷川には側壁50mクラスの美ゴルジュが隠されていた。
メンバー:ゴルジュクラブ1名+1名
”高度なゴルジュ突破を目指す者へ”
ここ半年、沢に入り浸り、調子に乗っていた我々には魅力的な課題だった。
登れない渓谷があるわけがない。尾白川だって例外ではないはずだ。尾白川下部 / 上部ゴルジュ1day x 2。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名
いつものように深酒しながらゴルジュを探していた。画像検索でヒットしたその極彩色ゴルジュは発見者以外の情報はなく、その記録にはさらなるゴルジュの可能性が記されている。是非自分の手で登攀してみたい。
発見者の@yxxxxxxxxxxo(某登山SNSのアカウント名・一部伏せ字)氏に感謝。
メンバー:ゴルジュクラブ2名
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
メンバー:ゴルジュクラブ1名
コンビニ系登攀ゴルジュ。
ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。
メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名