
四国最果ての地、宇和島市に位置する渓谷「横吹渓谷」をご存知ですか?過去、観光地として開発された経緯があるものの、近年自然に帰りつつある渓谷「横吹渓谷」。界隈の渓谷観光資源としては「滑床渓谷」「成川渓谷」「薬師谷渓谷」など結構な強豪ぞろいで、正直なところ「横吹渓谷」ならではの魅力は何か?と問われれば少し言葉に詰まってしまうところがありますが、とりあえず紹介していきますよ!
四国最果ての地、宇和島市に位置する渓谷「横吹渓谷」をご存知ですか?過去、観光地として開発された経緯があるものの、近年自然に帰りつつある渓谷「横吹渓谷」。界隈の渓谷観光資源としては「滑床渓谷」「成川渓谷」「薬師谷渓谷」など結構な強豪ぞろいで、正直なところ「横吹渓谷」ならではの魅力は何か?と問われれば少し言葉に詰まってしまうところがありますが、とりあえず紹介していきますよ!
愛媛県西予市に位置する三滝渓谷は低標高の薮山にある小水量の渓谷ですが、火成岩の岩盤が侵食されてできた渓谷は四国において貴重(後述)で、よく整備された遊歩道と相まって渓谷美を堪能する散策にもってこいのスポットです。
「滑川渓谷」は愛媛県東温市(とうおんし)に位置する渓谷で、水量の少ない小規模な渓谷ながら、他の場所でなみられない空間をもっています。
渓谷の水量からは想像できないほど侵食された側壁に囲まれ、その際奥に滝が落ちる「龍の腹」は滑川渓谷を代表する景観で、グロテスクというか神秘的というか、龍の腹という、生物の体の一部に形容されるのも納得の奇妙な空間です。
愛媛県新浜市の「銚子の滝」は、直径30mはあろうかという釜を持ち、大水量(写真を撮影したのは4月の渇水期)を圧縮された谷筋から豪快に落とす直瀑です。
愛媛県西部、豊後水道に突き出す由良半島先端に旧海軍の潜水艦探知施設の廃墟があるのをご存知でしょうか。
四国の中で最もアクセスが大変なエリアに位置する由良半島。その先端、車道が存在しないことから約2時間の徒歩、または海上からしか到達できない場所に位置することから、訪問者はほとんどおらず、ほとんど無名な廃墟です。しかし、特徴的な造形、歴史的背景、アクセスの難易度が高い立地など、廃墟として結構惹かれる物件です。
高知県と愛媛県の県境に位置する笹ヶ峰は、危険箇所もなく簡単に登山できる山として、四季を通して人気を集めています。
四国の山ならではの笹に覆われた優しい山容が特徴で、最寄りの登山口から笹ヶ峰頂上までのコースタイムは2時間半。すぐ隣にある、こちらも人気の寒風山を経由する縦走コースで3時間半のコースタイムです。
笹ヶ峰へのコースは主に3つです。
愛媛県は宇和島市に位置する遊子水荷浦。とても急峻な地形が特徴の半島には、城塞を思わせる急角度・大規模な段畑が連なっています。
日本各地に段畑や棚田は数あれど、これほど急斜面かつ大規模な段畑は珍しいでしょう。遊子水荷浦の段畑は、四国地方で初めて重要文化的景観選定基準を満たした場所でもあります(2007年)。
愛媛県は宇和島市の市街から車で15分。200メートルに満たない低標高に薬師谷渓谷は位置しています。
立地・標高から判断すれば期待できそうもない薬師谷渓谷、実は個性的な滝2本や滑床など、変化に富んだ渓相を楽しむことができるのです。
渓谷沿いにつけられた遊歩道を利用しての散策は往復1時間ほど。一部荒れていて歩きにくい部分があります。
瓶ヶ森(かめがもり)の標高は1897mで、四国では5位、西日本でも7位の標高をもつ高峰です。景観の美しさはもちろんですが、瓶ヶ森が人気を集める一番の理由は、1時間で簡単に登頂できる”超”初心者向けの山だから。天候さえ良ければ特別な装備なしに行ける山として、不動の人気を集めています。
瓶ヶ森の登山口へのアクセスはUFOライン(瓶ヶ森林道)を利用することになりますが、R194号線側、寒風山トンネルから瓶ヶ森登山口までの区間は、四国の中でも特に美しい景観を楽しめることで有名です。
登頂は簡単で見晴らし最高、アクセスに利用する道も絶景。瓶ヶ森の魅力を紹介します。
愛媛県西条市に位置する止呂峡(とろきょう)は、紀伊半島が誇る大渓谷「瀞八丁(どろはっちょう)」を彷彿とさせる大渓谷です。谷の深さはかなりのもので、地形は非常に急峻。支流にはいくつもの滝が掛かるなど、四国山脈の迫力を全身で感じることができます。
すぐ近くにかかる橋から眺望するしかないのが残念ですが、西条市から「瓶ヶ森林道(UFOライン)」へのアクセス途中に位置しているので、立ち寄ってみては。
愛媛県西条市から国道194号線で高知県との県境を目指すこと20分。山の中に現れる山村の棚田は、秘境感溢れる景観をしていました。
とはいっても実際は国道沿いの集落なので、”観る角度による”という条件付きです。記事最後のMapにも掲載しましたが、集落のほど近く、「加茂川」を渡った先にある峠の途中から眺望するとGood.目印は「笹ヶ峰登山口」の看板です。
大橋ダムは高知県と愛媛県の県境ちかく、「道の駅木の香」から数キロの位置にあるダムです。
大豊町から早明浦ダム沿いに「瓶ヶ森林道(UFOライン)」を目指すとき、異様な存在感を放ちながら目に飛び込んでくる印象的なダムです。どす黒い堤体の存在感だけでなく、吉野川源流近くの清流が非日常的な存在感を醸し出しています。
大橋ダムがユニークな点は堤高(ダムの高さ)が73.5mもあることです。日本でも有数の堤高を持つダムとして土木学会選奨土木遺産にも登録されています。
愛媛県西条市、今では超人気の観光スポットとなった「瓶ヶ森林道(UFOライン)」のほど近くに大樽の滝は位置しています。
そもそも滝の多い地域ということもあり、山肌を眺めれば名もなき滝が無数に目に飛び込んでくるエリアではありますが、大樽の滝はちょっと違う。その理由は国道から滝までの距離が異様に近いこと。
「大樽トンネル」のすぐ隣にある大樽の滝は、国道横の退避スペースがベストなビューポイントで、超お手軽なコンビニ系の滝としてオススメです。
満開時の写真じゃなくて申し訳ない。来年リベンジしたら更新しますのでご容赦ください。
愛媛県の一大観光エリア内子町(うちこちょう)には、風情のある街並みや屋根付き橋など、実に様々な観光スポットがあります。(私が愛してやまない小田深山渓谷も内子町です)
歴史ある地域とセットのモノといえば、桜の巨木ですよね。内子町にも桜の巨木があるのですが、その桜が位置するのは山深い農村である「石畳」地区。石垣と古民家が作り出す趣のある景観のなか樹齢350年といわれるエドヒガンザクラが佇んでいます。
小田深山渓谷は美しい。それも、特別に美しい。
渓谷の宝庫・四国において一番美しい渓谷を選ぶならば小田深山渓谷だ。個人的にはそう確信しています。
小田深山渓谷は仁淀川水系の源流のひとつです。山深くに位置するにもかかわらず、日当たりが良いためか鬱蒼とした雰囲気はゼロ。そして、”澄み切った”としか表現しようのない清流。木漏れ日あふれる清流沿いの散策は最高の自然体験を提供してくれること間違いなしです。
山と渓谷を愛する私にとって、四国という地域限定でも愛してやまない渓谷はたくさんあります。安居渓谷(高知県)・面河渓(愛媛県)・高の瀬峡(徳島県)・祖谷渓(徳島県)などはその代表格ですが、これらと比べても小田深山渓谷のほうがちょっと上ですね。もちろん、これらの渓谷にも地形的・水系的な特徴があり、単純に甲乙つけることはできないのですが、「観光」という文脈でひとつだけオススメするなら間違いなく小田深山渓谷をオススメします。
これほどまで小田深山渓谷を絶賛する理由とは。
愛媛県が誇る観光スポット、内子町(うちこちょう)。江戸時代後期から明治時代にかけて栄え、当時の趣を感じることのできる街並みが国内外から人気を集めています。
そんな内子町の観光資源である「屋根付き橋」をご存知でしょうか。耐久性向上のために屋根を設けた橋で、内子町周辺に点在しています。
ときには川を跨ぐ生活道路として、ときには神域への入り口として、地域で古くから活用されてきた屋根付き橋ですが、今回はその中でも特に有名な「弓削神社(ゆげじんじゃ)」の入り口となっている屋根付き橋「太鼓橋」をご紹介します。
高知県と愛媛県の県境にある「脇本海岸」を知っていますか?「〇〇のウユニ塩湖」なんて使い古されたセリフが頭をよぎる絶景が特徴です。
このエリアはいかなる地域からアクセスしようとしても難があるのが素晴らしい。高知県民である私でも片道3時間くらいかかります。そのためか絶景とは裏腹に観光地化されていない場所ならではの良さも満喫できます。
愛媛県が誇る観光スポット、内子町(うちこちょう)。江戸時代後期から明治時代にかけて栄え、当時の趣を感じることのできる街並みが国内外から人気を集めています。
そんな内子町の観光資源である「屋根付き橋」をご存知でしょうか。耐久性向上のために屋根を設けた橋で、内子町周辺に点在しています。その風情あふれる外観から大河ドラマ「坂の上の雲」のロケ地にもなった屋根付き橋の中でも最も古いものが「御幸の橋」と言われています。
内子町から車で小一時間。秘境に佇む屋根付き橋「御幸の橋」の魅力をご紹介します。
愛媛県今治市に位置する歌仙の滝・霧合の滝。しまなみ海道にほど近い名湯「鈍川温泉」から30分ほどでアクセスできる立地で、2本の滝をお手軽に見学できるので時間つぶしにいかが?
高知県と愛媛県の県境にある、中津明神山(なかつみょうじんさん)。標高1541mの山頂まで車で行けるだけでなく、大パノラマが広がる未舗装林道があることでも有名な場所です。
同じく高知県と愛媛県の県境に位置するドライブコースとしてはUFOライン(瓶ヶ森林道)が近年人気を集めていますが、中津明神山も負けず劣らずの好ロケーションです。瓶ヶ森林道が岩の多い荒々しい雰囲気なのに対し、中津明神山は四国山脈らしい、なだらかな山肌と、笹原がどこまでも続く景観が特徴的です。 続きを読む
落差132m、日本全国を見ても稀なほど壮大なスケール感をもつ高瀑。直瀑としては日本有数のスケールをもつ高瀑では、新緑や紅葉の季節をはじめ、厳冬期の荘厳な氷瀑など四季折々の絶景に出会えます。
アクセスの悪さから知名度が低く訪問者も少ない高瀑ですが、四国にこれ以上の景観は無いと確信できるほど特別な雰囲気をもった高瀑の魅力を紹介します。
愛媛県東温市に位置する白猪の滝(しらいのたき)は、厳冬期には荘厳な氷瀑となることで有名です。日本の滝百選にこそ選ばれていませんが、落差96mを誇る白猪の滝が氷瀑となった景色は迫力満点。駐車場からは500mほどの渓谷沿いの遊歩道を利用してのアクセスとなり、冬季はもちろんのこと紅葉の季節にも多くの人々が訪れる、人気のスポットです。
四国カルストは日本有数のカルスト台地であるだけでなく、標高1400mの天空の道をドライブ・ツーリングできる爽快なスポットとして人気を集めています。四国の急峻な山々のイメージとは一線を画すなだらかなカルスト台地は、ヨーロッパアルプスのような解放感があります。夏季には盛んに放牧が行われる四国カルストでは、天空のカルスト台地のなか、のびのびと育った和牛のグルメも楽しめて、四国の中でも特に興味深いレジャースポットと言えるでしょう。
日本の滝百選に選ばれている愛媛県、御来光の滝。そもそも滝というもの自体が人里離れた場所にある事が多く、アクセスしづらいものですが、その中でも特にアクセスしにくいのが御来光の滝です。石鎚スカイラインの展望台から遠目に望むぶんには簡単ですが、滝直下へのアクセスは一筋縄ではいきません。しかしながら、長いアプローチを差し引いてもその景観は素晴らしく、日本の滝百選でも上位に入る景観としておすすめできます。
四国の中央付近、愛媛県と徳島県の県境に位置する霧の高原(別名:塩塚高原)。標高1000mに広がる草原で、爽やかな空気を満喫できるスポットです。バーベキューやレンタサイクルでのサイクリングなど、様々なアクティビティを楽しめる霧の高原キャンプ場が整備されているのもポイントです。
当記事では霧の高原の風景、霧の高原キャンプ場の施設、霧の高原の場所をご覧いただけます。
愛媛県の南端、愛南町に位置する高茂岬(こうもみさき)。100m近い絶壁が連なる海岸線が特徴的な同地域ですが、高茂岬では草原に包まれた穏やかな景観が広がっています。豊後水道の向こう、はるか彼方の九州山脈に沈む夕日を望むスポットとして人気を集める高茂岬ですが、180°以上の大展望や、海に向かってなだらかに伸びる草原に包まれた岬の景観など、さまざま視点から絶景を堪能可能です。
愛媛県南宇和郡に位置する外泊(そとどまり)は、坂のある村の風景と石垣の織りなす景観が魅力のスポットです。端正に積み上げられた石垣は高いところで4mほどの高さがあり、その間を縫うようにつけられた道路からは、どこか別の時代に迷い込んでしまったかのような空間を堪能することができます。
瀬戸内海に浮かぶ岩城島(いわぎじま)では、4月はじめになると三千本の桜が、島内最高峰の積善山(せきぜんさん)の登山道を埋め尽くします。岩城島の三千本の桜は、天女の羽衣とも呼ばれ、瀬戸内海に浮かぶ島々を背景に美しい景観を作り出します。
四国最高峰にして四国一の霊峰石鎚山。その荘厳な佇まいとは裏腹に、比較的簡単に登頂できる山として、人気を集めています。いくつかの登山コースがある石鎚山ですが、土小屋コースは、コースタイム1時間40分となっていて比較的短時間で登頂でき、登山口目前まで車でアクセス可能なことからも、誰にでもお勧めできるルートです。
愛媛県の西端に位置する佐田岬。日本一全長の長い岬として独特の景観をもつだけでなく、その全域を快適にドライブ・ツーリング可能なこともあり人々の人気を集めています。海峡を挟んで対岸となる大分県までは最も海峡の狭いところで14km。晴天時は容易に対岸をまで眺望可能なこともあり、独特の景観を楽しむことが可能です。