沢登り|四国

四国における渓谷開拓の終焉と次の目標

     

2016年、『外道クライマー』を読み私の沢登り人生は始まった。2022年、『渓谷登攀』を読み渓谷探検家の田中彰氏と出会ったことでロープワークを覚え、極道の道へと踏み込んでいくことになる。以降、年間100日以上は渓谷に赴き、主に四国におけるゴルジュ開拓を生業としてきた。

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大美谷川|那賀川支流|沢登り

     

大美谷川は四国の沢登り激アツエリア那賀川のなかで比較的下流に位置していて遡行対象となる区間も短いコンビニ的渓谷だ。

那賀川の支流には魅力的な渓谷が多く、当然大美谷川もマークしていた渓谷ではあるが、いかんせん記録のある渓谷で遡行対象となる区間が短いため後回しにしていた。

2024年8月、このエリアで一番謎に包まれていた「荒谷」を開拓した際、あまりにも時間が余ったのでコンビニゴルジュと思われる大美谷川をついでに遡行した。

大美谷川|沢登り|2024/08/26

メンバー:ゴルジュクラブ1人

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荒谷|那賀川支流|沢登り

     

那賀川流域は沢登りに適した名渓が多く2022年から注目していたエリアだ。今回遡行した荒谷は那賀川界隈で一番アツい地質のエリアより少し南に位置している。

地形図・地質図だけ見ればそれほど魅力のない荒川だが「こんな立地の渓谷なんて誰も登らないでしょ」という個性がある。荒川を遡行するにはダム湖を泳ぐか、上部林道から下降してアプローチするしかないからだ。

今回、荒川の開拓を行うにあたりダム湖を泳ぐか、上部林道から下降するかずいぶん悩んだ。ダム湖から泳いで行った方がおもしろうそうだが、ダム湖を一人で数百メートル泳ぐのは怖いので上部林道から下降することにした。

荒谷|沢登り|2024/08/26

メンバー:ゴルジュスズキ

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自費出版|GORGE CLUB

     

2024年5月23日にこれまで私が四国で行ってきた沢登り・キャニオニングの活動記録として、「GORGE CLUB」を自費出版した。

私は普段、記録がほとんど無い渓谷に赴き地理的未知を解明する開拓と呼ばれる行為を生業にしている。つい最近まで本州と橋で接続されていなかった四国の渓谷には多くの未知が残されていて、それが私の興味の対象なのだ。四国で私が開拓を行った渓谷は100本を超え、その中には愛好家から見ればびっくりするような魅力を秘めた渓谷もある。それらをまとめて自費出版することにしたのだ。

意外なほど多くの人々に購入いただき、当初印刷した100冊は1ヶ月くらいで完売した。増刷するつもりはなかったのだが、これまた意外なほど多くの再販希望のDMをうけ、ギリギリ売り切れそうな80冊の増刷を行った。

本日の時点で残り11冊。もともとのコンセプトが「一部マニアの間で回し読みされる怪しい書籍」だったので売り切れてくれないと困るのだが、なんとかギリギリ売り切れそうな状況だ。

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第三西山谷川|祖谷川支流|沢登り

     

徳島県『祖谷渓」は”日本最後の秘境”と大々的に宣伝される秘境の皮を被った一大観光地だが、意外にも沢登りの情報は少ない。

祖谷渓支流には『境谷』など沢100に掲載のある支流もあるが、より上流の奥祖谷界隈の情報は皆無といっていい。一部、滝ヤの情報が残る渓谷があり、そのなかで魅力を感じた『第三西山谷川』で沢登りをしてきた。

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トチ谷・長谷川ほか|松尾川支流|沢登り・キャニオニング

     

”日本最後の秘境”と大々的に宣伝される徳島県の観光地『祖谷渓』の少し北に松尾川はある。秘境の皮を被った一大観光地のすぐ隣にありながら、松尾川流域は開発の魔の手から逃れ、本当の秘境さながらの環境を維持している。

数多くの支流をもつ松尾川は意外にも沢登りの情報は少ない。支流のひとつ『坂瀬川』の記録がネット上で確認できるが、それ以外は未知に包まれたエリアだった。

2024.08.17、四国遠征の客人を迎えようと準備していたところ、諸般の事情で当日キャンセルとなる。せっかく沢に行く準備をしていたので、後回しにしていた松尾川の支流をまとめて開拓することにした。

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ハト谷右俣|加茂川支流|沢登り

     

四国を代表する険渓『瓶壺谷』を擁する名古瀬谷界隈の1本であるハト谷。名古瀬谷の上流にある四本の支流のうち一本。

名古瀬谷の支流はどれも小渓谷ではあるが個性的なものも何本かある。ハト谷もその一本で、ゴルジュ地形と中規模滝が繰り返し現れて遡行者を飽きさせない。多くの滝が登攀可能なだけでなく、登攀が厳しい滝も絶妙な小巻きラインが用意されていて快適に遡行できる。

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シロジ谷|加茂川支流|キャニオニング

     

四国を代表する険渓『瓶壺谷』を擁する名古瀬谷界隈の1本であるシロジ谷。名古瀬谷の上流にある四本の支流のうち一本。

名古瀬谷の支流はどれも小渓谷ではあるが個性的なものも何本かある。シロジ谷もその一本で、二俣となる『ハト谷』との分岐直後に特徴的な水路から続く滝が三回繰り返し現れる。

シロジ谷単体では半日コースの小渓谷のため、隣のハト谷遡行のアプローチとしてキャニオニングした。

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中追渓谷|仁淀川支流|沢登り

     

高知市内から車で30分。アクセスの良い里山に沢登りに最適な渓谷がある。過去観光地として開発された本流ではなく、左俣にあたる支流がその対象だ。

遡行距離1.5km / 標高差は230m。日帰り渓谷としてちょうど良いコンパクトなサイズ感だ。渓谷には登攀可能な中規模滝が繰り返し現れ、上級者も満足できるだろう。高巻き容易なものが多く初心者でも安心して挑戦できる。並走する林道で簡単に下山できるのも良い。

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野々西谷|勝浦川支流|沢登り・キャニオニング

     

勝浦川支流に百間滝と呼ばれる大滝がある。滝ヤの記録によると上部にも個性的な滝が複数あるらしい。地質は極所的に路頭したチャート。

チャートは南ア赤石沢をはじめ高知県中津渓谷など特異なゴルジュになることもおおい。野々西谷はどうだろうか。

野々西谷|沢登り・キャニオニング|2024/06/02

メンバー:ゴルジュクラブ1人|紀伊半島彷徨クラブ3人

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じりぞう谷・にくぶち谷|那賀川支流|沢登り・キャニオニング

     

坂洲木頭川には沢登りの対象として魅力的な支流が多い。下流部の193号線と並走する区間の支流開拓に目処がつき、いよいよ残すは上流部のみとなった。

193号線沿いの区間は地質的に良い渓谷となることが多く、実際に大当たりと呼べるレベルの秀渓も多かった。上流部初となる今回の開拓ではどのような地形が出てくるのか。にくぶち谷入口の林道から遠望できる滝は大いに魅力を放っているがはたして。

じりぞう谷・にくぶち谷|沢登り・キャニオニング|2024.06.01

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ3名

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新居田川|那賀川支流|キャニオニング

     

徳島県那賀町に位置する東又谷は、県道沿いにかかる新居田の滝が有名だが、遡行記録は少ない。

滝ヤの記録が断片的に残るのみで全貌は謎に包まれていた。このエリアは2022年秋に開拓を行いポテンシャルを十分に確認しているエリアで東又谷もいつか全貌を確認しなければならないと思っていた。

東又谷|キャニオニング|2024.4.13(遡行記録集GORGE CLUB収録

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

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足谷川|国領川支流|沢登り

     

沢登り四国最難関とされる渓谷「足谷川」。2023年の課題としてチャンスを伺っていたがタイミングが合わずトライできていなかった。

2023.10.11。メンバー3人が揃い天候が安定しているこの日が今年のラストチャンスだ。2023年は瓶壺谷(右俣)完全遡行・高瀑渓谷(下部ゴルジュ〜高瀑まで)完全遡行・魔戸の滝登攀など、四国に残された課題にそれなりの成果を出せた。残るは足谷川。この渓谷を抜きに我々の2023年の活動は終えられない。

足谷川にはいくつかの課題が残っている。一番魅力的なのは未踏の上部ゴルジュ遡行。足谷川の上部ゴルジュは未だに沢登りでの侵入を許していない。さらに一般的には高巻きとなる下部ゴルジュの未登滝数本の登攀。これらを繋げて完全遡行を目指す。

沢登りは私にとって探検のいちジャンルでありスポーツ的要素は不要だと常々思っているが、地元の渓谷となるとどうしても欲が出てしまう。地元沢登り同人として、狙うはベストライン。

足谷川 下部〜上部ゴルジュワンプッシュ|2023.10.11

メンバー:ゴルジュクラブ3名

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安居渓谷・大瀧|仁淀川支流|沢登り

     

”仁淀ブルー”で名を馳せる安居渓谷。支流の弘沢が沢登りガイド本に掲載されたことで、観光だけでなく沢登りでも俄かに活気付くこの界隈に隠された大滝がある。観光客で賑わうエリアから約10km奥、安居渓谷本流に大滝が存在するのだ。

滝の落差は約30m。細い水路の奥に瀑水を落とし、巨大な釜を携えた、まさに本流大滝という堂々とした滝「大瀧」だ。

大瀧登攀|2023.09.27

メンバー:ゴルジュクラブ2名

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西種子川・魔戸の滝|国領川支流|沢登り

     

2023年、四国の沢にはまだ課題が残されていた。名のある渓谷、それも四国を代表する険渓それぞれに水線突破という課題が残されていたのだ。2023年夏、瓶壺谷(右俣)・高瀑渓谷(下部ゴルジュ〜高瀑の滝)を完全遡行し、我々に残された課題は足谷川・魔戸ゴルジュとなった。

魔戸ゴルジュは日本100名渓のひとつ、西種子谷の入り口に位置する一続きのゴルジュ帯で、総落差は150mもある。全国から多数のパーティーを迎え入れる人気の渓谷ながら魔戸ゴルジュはいまだに完全遡行を許していない。魔戸ゴルジュの完全遡行には入り口を守る魔戸の滝の登攀が必須となり、魔戸ゴルジュの完全遡行を目標の一つに掲げる我々にとってもいつか取り組まなければならない課題だった。

魔戸の滝登攀(おそらく初登)|2023.09.24

メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名

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面河渓・御来光の滝|面河川本流|沢登り

     

「観光名所」「日本の滝百選」「初心者向け癒し渓」「滑床」。

源頭まで詰め上がると日本百名山・石鎚山に突き上げ、さしたる難所はない四国を代表する渓谷。一般的なコースどりをすると初心者向けなのは間違いないが、面河渓の本質はそこでは無い。

一般的に遊歩道でパスされる下部ゴルジュの集水域は四国最大級。四国における本流ゴルジュ遡行は面河渓以外でなし得ない。若干間延びする中部を越えると日本の滝100選・御来光の滝に至る。御来光の滝を正面から登攀するとすぐに石鎚山・南尖峰に突き上げる中沢が現れる。全てのセクションが水線突破可能で、バリエーションに富む。しかも力量に応じて自由にラインどりができる。

直登ラインをとる場合、四国では珍しい泊まり沢となる。

初心者向け癒し渓と侮るなかれ、面河渓は四国を代表する険渓でもある。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

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高瀑渓谷|加茂川支流|沢登り

     

高瀑。

四国で沢に、ひいては山に詳しい人間であれば誰もが特別な感情を抱いているであろう大瀑布。

そこに至るまでの渓谷に、つい最近まで未知が残っていた。2021年、キャニオニングにて下部ゴルジュの全貌解明を行った。その後より詳しく調べると下部ゴルジュはごく一部を除き沢登りで突破されたことがないという。

侵食激しいゴルジュ滝が連続する下部ゴルジュを沢登りで突破することはできるのだろうか。好奇心が心をくすぐる。そして何より、初完全遡行という甘美な果実を私が味わいたい。

高瀑渓谷 下部ゴルジュ完全遡行

メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人

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肉淵谷・肉瀑|銅山川支流|沢登り

     

以前、肉淵谷を遡行した際に側壁にかかる大滝が強く印象に残った。過去の記録では高瀑(四国を代表する大瀑布)のような大滝、とも表現される1本で登攀記録はない。

大滝登攀は趣味ではないが、これほど迫力のある大滝が未踏(と思われる)となれば話は別だ。誰かに登られる前に登らなければ、と2ヶ月後に再訪した。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

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瓶壺谷右俣|加茂川支流|沢登り

     

四国三悪渓というものがある。足谷川・瓶壺谷(右俣)・松ヶ谷の3本をそう呼ぶらしいが、確かにそのどれもが一筋縄ではいかない悪さを持っている。

昨年、私に登攀的な沢登りを教えてくれた師匠とともに瓶壺谷を初訪問してから1年と少し。それから100本ほどの渓谷を遡行し、多少は登れるようになっている。当時は恐怖を感じながら師匠の背中を追うしかなかったが、今なら正面切って勝負できるかもしれない。

そして何より、瓶壺谷には完全遡行という甘美な果実がまだ残っているのだ。地元沢ヤ同人として我々がその果実をいただくしかない。瓶壺谷(右俣)完全遡行。

メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人

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トチグルス谷|鮎喰川支流|沢登り

     

いつものように酩酊しながらネットサーフィンしていると、1枚の気になる写真を見つけた。トチグルス谷。不思議な名前のついたこの谷にはどうやらゴルジュが眠っている可能性が高い。地形図と僅かな情報をもとに探し当てたトチグルス谷は、ゴルジュ地形の連続する渓谷だった。

鮎喰川支流 トチグルス谷開拓。

メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名

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かずろう谷川|貞光川支流|沢登り

     

徳島県美馬郡つるぎ町を流れる貞光川支流の片川に注ぐ、かずろう谷川。遡行記録はなく、滝ヤの記録がわずかにあるのみ。2022冬の偵察にてゴルジュの可能性を感じ2023.08.12に開拓を行なった。

メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名

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足谷川|吉野川支流|沢登り

     

高知の遡行記録のない渓谷。愛媛県の有名な足谷川とは別物。

地形図や地質などの事前情報からはそれほど期待していなかったが、なかなか良い渓谷だった。小規模ゴルジュを複数擁し、そのどれもが直登可能。侵食激しい地形が多くゴルジュ好きも満足できる渓谷だ。

メンバー:ゴルジュクラブ2名

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皆ノ瀬谷川|海部川支流|沢登り

     

いつものように深酒しながらゴルジュを探していた。画像検索でヒットしたその極彩色ゴルジュは発見者以外の情報はなく、その記録にはさらなるゴルジュの可能性が記されている。是非自分の手で登攀してみたい。

発見者の@yxxxxxxxxxxo(某登山SNSのアカウント名・一部伏せ字)氏に感謝。

メンバー:ゴルジュクラブ2名

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翅谷川|那賀川支流|沢登り

     

翅谷川は徳島県と高知県の県境付近に位置する渓谷で、高知県地元山岳会が過去に開拓しているようだがネット上で記録は確認できないので実際に見に行ってみた。

翅谷川|沢登り|2024.06.16

メンバー:ゴルジュクラブ2名

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稲村谷|面河川支流|沢登り

     

コンビニ系登攀ゴルジュ。

ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

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御祓川|鞍瀬川支流|沢登り

     

ゲテモノゴルジュ四国代表。水が少ない海川不動川。

ゴルジュ好きなら新たな性癖を開くかもしれない。そうでなければウンザリするほど陰湿。それが御祓川。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

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