沢登り

刈安谷・ホホゴヤ谷|キャニオニング

     

ローソク滝の上部にすごいゴルジュがあるらしい。2023年秋にSNSで話題?になった下降記録を見て早速訪問した。ローソク滝が掛かるのは刈安谷支流のホホゴヤ谷。刈安谷も沢登りでの突破が困難なゴルジュを擁するという。折角遠征するなら、と1day*2キャニオニングした。

折角なので、紀伊半島界隈でキャニオニングに興味があるメンバーを集め、布教活動も行う。

2023.11.02 – 03|刈安谷・ホホゴヤ谷|キャニオニング

メンバー:ゴルジュクラブ1名|鈴鹿ハイキングクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ2名|その他1名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

春川 万滝沢 赤いゴルジュ|沢登り

     

”赤いゴルジュ”の通称で呼ばれるゴルジュがある。

赤いゴルジュの存在を知ったのは2022年8月。そのときは天候不順により訪問できなかったが、ずっと気になっていた。

2023年10月、東北遠征で悪絶な渓谷の数々を遡行する予定だったが、あまりの寒さと万全でない体調によりプランB、いや、プランFくらいのコンビニ系沢登りを求めていた我々には、赤いゴルジュはなんとも魅力的なゲテモノゴルジュに見えた。

春川 万滝沢 赤いゴルジュ|沢登り|2023.10.17〜18

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

九階滝|沢登り

     

日本有数の美瀑「九階滝」。豪雪地帯ならではの大スラブを優雅に滑り落ちる大瀑布だ。

九段80mの大滝で、最下段が約50m。その上に10mほどの滝が続き、残り七段で20mを等分する。すべての落ち込みに滝壺があり、滝壺から直接次の落ち込みへと繋がる、完璧な造形の段瀑。

普段は未知を求め暗黒のゴルジュばかり彷徨っているが、九階の滝の、あまりの美しさに陽光の中で沢登りをしてみたい欲望を抑えきれなくなった。とりあえずいつものパートナーと、それから映えまくりの沢写真をSNSに投稿しまくり、女子と沢に行きまくっていて一方的にライバル心を燃やしていた沢屋に声をかけた。

九階滝 登攀|2023.10.14

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名|東北で一番モテる沢屋

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

足谷川(愛媛県)|沢登り|下部〜上部ゴルジュ ワンプッシュ

     

沢登り四国最難関とされる渓谷「足谷川」。2023年の課題としてチャンスを伺っていたがタイミングが合わずトライできていなかった。

2023.10.11。メンバー3人が揃い天候が安定しているこの日が今年のラストチャンスだ。2023年は瓶壺谷(右俣)完全遡行・高瀑渓谷(下部ゴルジュ〜高瀑まで)完全遡行・魔戸の滝登攀など、四国に残された課題にそれなりの成果を出せた。残るは足谷川。この渓谷を抜きに我々の2023年の活動は終えられない。

足谷川にはいくつかの課題が残っている。一番魅力的なのは未踏の上部ゴルジュ遡行。足谷川の上部ゴルジュは未だに沢登りでの侵入を許していない。さらに一般的には高巻きとなる下部ゴルジュの未登滝数本の登攀。これらを繋げて完全遡行を目指す。

沢登りは私にとって探検のいちジャンルでありスポーツ的要素は不要だと常々思っているが、地元の渓谷となるとどうしても欲が出てしまう。地元沢登り同人として、狙うはベストライン。

足谷川 下部〜上部ゴルジュワンプッシュ|2023.10.11

メンバー:ゴルジュクラブ3名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

大瀧(安居渓谷)|沢登り

     

”仁淀ブルー”で名を馳せる安居渓谷。支流の弘沢が沢登りガイド本に掲載されたことで、観光だけでなく沢登りでも俄かに活気付くこの界隈に隠された大滝がある。観光客で賑わうエリアから約10km奥、安居渓谷本流に大滝が存在するのだ。

滝の落差は約30m。細い水路の奥に瀑水を落とし、巨大な釜を携えた、まさに本流大滝という堂々とした滝「大瀧」だ。

大瀧登攀|2023.09.27

メンバー:ゴルジュクラブ2名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

魔戸の滝|沢登り

     

2023年、四国の沢にはまだ課題が残されていた。名のある渓谷、それも四国を代表する険渓それぞれに水線突破という課題が残されていたのだ。2023年夏、瓶壺谷(右俣)・高瀑渓谷(下部ゴルジュ〜高瀑の滝)を完全遡行し、我々に残された課題は足谷川・魔戸ゴルジュとなった。

魔戸ゴルジュは日本100名渓のひとつ、西種子谷の入り口に位置する一続きのゴルジュ帯で、総落差は150mもある。全国から多数のパーティーを迎え入れる人気の渓谷ながら魔戸ゴルジュはいまだに完全遡行を許していない。魔戸ゴルジュの完全遡行には入り口を守る魔戸の滝の登攀が必須となり、魔戸ゴルジュの完全遡行を目標の一つに掲げる我々にとってもいつか取り組まなければならない課題だった。

魔戸の滝登攀(おそらく初登)|2023.09.24

メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

明神洞(奥美濃)|沢登り|2023.09.16

     

川浦渓谷・海ノ溝洞など全国的に有名なゴルジュを擁す奥美濃で、ひときわ特異な景観を持つらしい明神洞。集水域の小ささとは裏腹に、側壁の高さは100mクラスと奥海のエリア最大規模を誇る。

前日のザクロ谷から高知へと帰る道中、半日ゴルジュと洒落込んだ。

メンバー:ゴルジュクラブ3人

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

五十沢|沢登り|下部 – 中部 – 上部ゴルジュ 4daysワンプッシュ|2023.09.01〜04

     

五十沢。何年も前から強く惹かれていた渓谷だった。

遡行した者は、口を揃えて日本を代表するゴルジュだという。素晴らしい対象ならば最高のスタイルで挑戦したい。我々に可能な限り水線に肉薄し、下部から上部まで遡行する。五十沢下部〜上部ゴルジュ4daysワンプッシュを決行した。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ2名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

面河渓|沢登り|下部ゴルジュ〜御来光の滝登攀|2023.08.29〜30

     

「観光名所」「日本の滝百選」「初心者向け癒し渓」「滑床」。

源頭まで詰め上がると日本百名山・石鎚山に突き上げ、さしたる難所はない四国を代表する渓谷。一般的なコースどりをすると初心者向けなのは間違いないが、面河渓の本質はそこでは無い。

一般的に遊歩道でパスされる下部ゴルジュの集水域は四国最大級。四国における本流ゴルジュ遡行は面河渓以外でなし得ない。若干間延びする中部を越えると日本の滝100選・御来光の滝に至る。御来光の滝を正面から登攀するとすぐに石鎚山・南尖峰に突き上げる中沢が現れる。全てのセクションが水線突破可能で、バリエーションに富む。しかも力量に応じて自由にラインどりができる。

直登ラインをとる場合、四国では珍しい泊まり沢となる。

初心者向け癒し渓と侮るなかれ、面河渓は四国を代表する険渓でもある。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

高瀑渓谷|沢登り|下部 – 上部ゴルジュ完全遡行|2023.08.27〜28

     

高瀑。

四国で沢に、ひいては山に詳しい人間であれば誰もが特別な感情を抱いているであろう大瀑布。

そこに至るまでの渓谷に、つい最近まで未知が残っていた。2021年、キャニオニングにて下部ゴルジュの全貌解明を行った。その後より詳しく調べると下部ゴルジュはごく一部を除き沢登りで突破されたことがないという。

侵食激しいゴルジュ滝が連続する下部ゴルジュを沢登りで突破することはできるのだろうか。好奇心が心をくすぐる。そして何より、初完全遡行という甘美な果実を私が味わいたい。

高瀑渓谷 下部ゴルジュ完全遡行

メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

肉淵谷 支流大滝登攀|沢登り|2023.08.25

     

以前、肉淵谷を遡行した際に側壁にかかる大滝が強く印象に残った。過去の記録では高瀑(四国を代表する大瀑布)のような大滝、とも表現される1本で登攀記録はない。

大滝登攀は趣味ではないが、これほど迫力のある大滝が未踏(と思われる)となれば話は別だ。誰かに登られる前に登らなければ、と2ヶ月後に再訪した。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

瓶壺谷(右俣)|沢登り完全遡行|2023.08.24

     

四国三悪渓というものがある。足谷川・瓶壺谷(右俣)・松ヶ谷の3本をそう呼ぶらしいが、確かにそのどれもが一筋縄ではいかない悪さを持っている。

昨年、私に登攀的な沢登りを教えてくれた師匠とともに瓶壺谷を初訪問してから1年と少し。それから100本ほどの渓谷を遡行し、多少は登れるようになっている。当時は恐怖を感じながら師匠の背中を追うしかなかったが、今なら正面切って勝負できるかもしれない。

そして何より、瓶壺谷には完全遡行という甘美な果実がまだ残っているのだ。地元沢ヤ同人として我々がその果実をいただくしかない。瓶壺谷(右俣)完全遡行。

メンバー:ゴルジュクラブ3人|紀伊半島彷徨クラブ1人

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

トチグルス谷(徳島県|神山町)|沢登り|2023.08.13

     

いつものように酩酊しながらネットサーフィンしていると、1枚の気になる写真を見つけた。トチグルス谷。不思議な名前のついたこの谷にはどうやらゴルジュが眠っている可能性が高い。地形図と僅かな情報をもとに探し当てたトチグルス谷は、ゴルジュ地形の連続する渓谷だった。

鮎喰川支流 トチグルス谷開拓。

メンバー:ゴルジュクラブ1名+2名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

吉野川支流足谷川|沢登り|2023.07.31

     

高知の遡行記録のない渓谷。愛媛県の有名な足谷川とは別物。

地形図や地質などの事前情報からはそれほど期待していなかったが、なかなか良い渓谷だった。小規模ゴルジュを複数擁し、そのどれもが直登可能。侵食激しい地形が多くゴルジュ好きも満足できる渓谷だ。

メンバー:ゴルジュクラブ2名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

尾白川渓谷|下部〜上部|沢登り|2023.07.19〜20

     

”高度なゴルジュ突破を目指す者へ”

ここ半年、沢に入り浸り、調子に乗っていた我々には魅力的な課題だった。

登れない渓谷があるわけがない。尾白川だって例外ではないはずだ。尾白川下部 / 上部ゴルジュ1day x 2。

メンバー:ゴルジュクラブ1名|紀伊半島彷徨クラブ1名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

皆ノ瀬谷川|沢登り|2023.07.10

     

いつものように深酒しながらゴルジュを探していた。画像検索でヒットしたその極彩色ゴルジュは発見者以外の情報はなく、その記録にはさらなるゴルジュの可能性が記されている。是非自分の手で登攀してみたい。

発見者の@yxxxxxxxxxxo(某登山SNSのアカウント名・一部伏せ字)氏に感謝。

メンバー:ゴルジュクラブ2名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

武平谷川(クロスケオテ谷)|キャニオニング|2023.05.27

     

異次元のゴルジュ。武平谷川(クロスケオテ谷)は、私が経験したことのあるゴルジュの中で、圧倒的に、群を抜いて異次元だった。

側壁の高さは100mを優に超え、垂直以上の斜度で幅数メートルのゴルジュとなっている。花崗岩の岩盤は堅牢かつ緻密で、大味な部分が一切ない。完璧なゴルジュとは武平谷川(クロスケオテ谷)のことを指す。

メンバー:ゴルジュクラブ2名

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む

高知県の沢|2023.04.24

     

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。

 

一枚の気になる写真に出会った。

随分と昔に更新停止したブログの、不明瞭な滝の写真。落差が小さく滝好きに刺さらない滝だからか詳細は記載されていない。だが、私の頭の片隅に残り続ける個性的な滝だった。

2023年、四国の渓谷開拓も随分と進み、消去法でここだろうと当たりをつけていた場所に、それはあった。落差10mに満たない個性的な滝。その上部には50m大滝を擁すゴルジュ連瀑帯が隠されていた。

メンバー:ゴルジュクラブ1名+世界のキャニオニア

続きを読む

止呂峡(とろきょう)|キャニオニング|2023.04.22

     

愛媛県の大本流ゴルジュ止呂峡(とろきょう)。一般的には橋の上から見下ろすだけのマイナー観光地ではあるが、沢ヤからすれば四国最大の集水域をもつゴルジュだ。その集水域は日本を代表する大渓谷 柳又谷と同等である。

残念なのはゴルジュ区間直上の各支流に取水堰堤があり、集水域に対して水量が非常に少ないという点だが、過去、堰堤ができる前に造形された渓谷は大渓谷然とした壮大なもので、四国離れしている。

執筆「ゴルジュクラブ(四国の沢登り同人)」。

続きを読む