
しまなみ海道における絶景スポット・展望スポットとして不動の地位を誇る「亀老山展望台(きろうさん)」をご存知ですか?来島海峡大橋(くるしまかいきょう)越しに望む今治市の展望が素晴らしく、しまなみ海道一の絶景と言われるのも納得の景観です。
隈研吾デザイン
展望台はなんと隈研吾デザイン。やけにこだわっているなあ・・・と思ったらやはり。私の住んでいる高知県でも隈研吾デザインの公共施設が結構多いんですが、好き嫌いは別として個性的ですね。写真映えも良い感じです。
しまなみ海道における絶景スポット・展望スポットとして不動の地位を誇る「亀老山展望台(きろうさん)」をご存知ですか?来島海峡大橋(くるしまかいきょう)越しに望む今治市の展望が素晴らしく、しまなみ海道一の絶景と言われるのも納得の景観です。
展望台はなんと隈研吾デザイン。やけにこだわっているなあ・・・と思ったらやはり。私の住んでいる高知県でも隈研吾デザインの公共施設が結構多いんですが、好き嫌いは別として個性的ですね。写真映えも良い感じです。
高知県津野町にある「白龍湖」は、「モネの池」としてSNSで一躍有名になった岐阜県某所さながらの景観が特徴の人造湖です。
清流・四万十川の源流域に属する「北川川」のほとり、堰によって川岸からの湧水を貯めることでできた白龍湖。寒気がするほどに硬質なブルーに染められた湖は、清流の多い高知県においても特筆すべき水辺の景観と言えます。
愛媛県は宇和島市に位置する遊子水荷浦。とても急峻な地形が特徴の半島には、城塞を思わせる急角度・大規模な段畑が連なっています。
日本各地に段畑や棚田は数あれど、これほど急斜面かつ大規模な段畑は珍しいでしょう。遊子水荷浦の段畑は、四国地方で初めて重要文化的景観選定基準を満たした場所でもあります(2007年)。
愛媛県は宇和島市の市街から車で15分。200メートルに満たない低標高に薬師谷渓谷は位置しています。
立地・標高から判断すれば期待できそうもない薬師谷渓谷、実は個性的な滝2本や滑床など、変化に富んだ渓相を楽しむことができるのです。
渓谷沿いにつけられた遊歩道を利用しての散策は往復1時間ほど。一部荒れていて歩きにくい部分があります。
四国は高知県の西のはし、宿毛市に位置している篠山を知っていますか?日本300名山である篠山の標高は1065メートルで、登山口から山頂までは約1キロメートル・40分ほどの道のりです。
5月上旬には四国有数のアケボノツツジ大群生を目当てに登山客で賑わう篠山ですが、近年は人の立ち入りによる樹勢の衰えが見られることから、一部エリアの立ち入りが規制されています。なお、篠山のアケボノツツジの正式名称は「ツクシアケボノツツジ」といい、篠山の固有種とのことです(現地看板より)。
頂上の好展望とアケボノツツジばかりが注目されがちな篠山ですが、実際に訪問してみてそれ以外の部分にも十分に魅力を感じました。
この記事は「杉の巨木」「参道」が素敵だった、という点を中心に書いていきます。
四国の西端に位置する鬼が城山域を知っていますか?盟主である鬼が城山(おにがじょうやま)の標高は1151メートルと低く、地形的特徴も特にない。山の知識が多少なりともあれば、地図を見ただけで優先順位低めにランクインしてしまうこと間違いなしの山域です。
ところが、この山域は実に面白い。名渓谷「滑床渓谷」や日本の滝百選「雪輪の滝」を満喫しながら歩き始めると、2時間ほどでモミの巨木が林立する樹林の急登に。尾根に近づくにつれブナの比率が高くなっていき「熊のコル」直前からは実に立派なブナ林に姿を変えます。稜線に出てからの高低差は殆どなく、豊後水道の眺望に優れる「大久保山」や、この山域いちばんの人気者「三本杭」まで気軽に縦走することも可能。さらには「三本杭」から往復2時間半の距離にある「串が森」まで足を伸ばせば、四国を代表するブナの巨木林が広がっています。 続きを読む
瓶ヶ森(かめがもり)の標高は1897mで、四国では5位、西日本でも7位の標高をもつ高峰です。景観の美しさはもちろんですが、瓶ヶ森が人気を集める一番の理由は、1時間で簡単に登頂できる”超”初心者向けの山だから。天候さえ良ければ特別な装備なしに行ける山として、不動の人気を集めています。
瓶ヶ森の登山口へのアクセスはUFOライン(瓶ヶ森林道)を利用することになりますが、R194号線側、寒風山トンネルから瓶ヶ森登山口までの区間は、四国の中でも特に美しい景観を楽しめることで有名です。
登頂は簡単で見晴らし最高、アクセスに利用する道も絶景。瓶ヶ森の魅力を紹介します。
大瀧の滝(おおたびのたき)は、高知県いの町に位置する滝です。落差は30メートルほどで、落ち口から放たれた水流は25メートルほど岩壁に触れることなく宙を舞い、滝壺に吸い込まれていきます。四国の直瀑としてはかなり大きな方ではないでしょうか。
大瀧の滝(おおたびのたき)は、四国を代表するドライブ・ツーリングスポットの瓶ヶ森林道(UFOライン)周辺に位置しています。さらに四国屈指の林道エリアとして人気をあつめる大森川ダムもすぐ近くで・・・とにかく、物凄く良いエリアに位置していて道沿いの展望台から簡単に見ることができるので、お得です。
高知県いの町の山奥、人気ツーリングスポット「瓶ヶ森林道(UFOライン)」と隣接するように位置する大森川ダム。ダム自体は堤高73.2メートルと大規模で、同じくいの町に位置する「大橋ダム」とならび四国有数の堤高を誇ります。未舗装林道しかアクセス方法がない山奥であることに加え、清流沿いに突如出現する演出など、なかなかに魅力的なダムです。
ちなみに、大森川ダム周辺の未舗装林道エリアは四国を代表するもので、四輪駆動車・オフロードバイク愛好家から人気を集めています。崩落・通行止めが当たり前の四国の未舗装林道環境のなかで、大森川ダム周辺は比較的よく整備されているといえるでしょう。通行止めは(四国の他の林道と比較して)少なく、落下物などもそれほどありません。
高知県香美市といえば、清流・物部川(ものべがわ)を擁するエリアで、「別府峡」や「轟の滝」に代表される、水の名勝地が数多く存在します。「轟明神の滝」はそれらの有名スポットほどの知名度はありませんが、人里離れた秘境感溢れる山奥に位置しながらもアクセスは容易なコンビニ系名瀑です。
今や大人気の観光スポット・パワースポットになった「にこ淵」と比較しても遜色のない滝壺が「轟明神の滝」の1番の特徴です。一方で、混雑に対応すべく仰々しい階段が設置されるなど、残念なニュースが多い「にこ淵」とは異なり、静けさが保たれているのは「轟明神の滝」ならではの魅力と言えるでしょう。
愛媛県西条市に位置する止呂峡(とろきょう)は、紀伊半島が誇る大渓谷「瀞八丁(どろはっちょう)」を彷彿とさせる大渓谷です。谷の深さはかなりのもので、地形は非常に急峻。支流にはいくつもの滝が掛かるなど、四国山脈の迫力を全身で感じることができます。
すぐ近くにかかる橋から眺望するしかないのが残念ですが、西条市から「瓶ヶ森林道(UFOライン)」へのアクセス途中に位置しているので、立ち寄ってみては。
愛媛県西条市から国道194号線で高知県との県境を目指すこと20分。山の中に現れる山村の棚田は、秘境感溢れる景観をしていました。
とはいっても実際は国道沿いの集落なので、”観る角度による”という条件付きです。記事最後のMapにも掲載しましたが、集落のほど近く、「加茂川」を渡った先にある峠の途中から眺望するとGood.目印は「笹ヶ峰登山口」の看板です。
大橋ダムは高知県と愛媛県の県境ちかく、「道の駅木の香」から数キロの位置にあるダムです。
大豊町から早明浦ダム沿いに「瓶ヶ森林道(UFOライン)」を目指すとき、異様な存在感を放ちながら目に飛び込んでくる印象的なダムです。どす黒い堤体の存在感だけでなく、吉野川源流近くの清流が非日常的な存在感を醸し出しています。
大橋ダムがユニークな点は堤高(ダムの高さ)が73.5mもあることです。日本でも有数の堤高を持つダムとして土木学会選奨土木遺産にも登録されています。
愛媛県西条市、今では超人気の観光スポットとなった「瓶ヶ森林道(UFOライン)」のほど近くに大樽の滝は位置しています。
そもそも滝の多い地域ということもあり、山肌を眺めれば名もなき滝が無数に目に飛び込んでくるエリアではありますが、大樽の滝はちょっと違う。その理由は国道から滝までの距離が異様に近いこと。
「大樽トンネル」のすぐ隣にある大樽の滝は、国道横の退避スペースがベストなビューポイントで、超お手軽なコンビニ系の滝としてオススメです。
「天空の道」と呼ばれる高知県と愛媛県にまたがるドライブコースを知っていますか?四国山脈の尾根を27kmにわたり貫く「UFOライン」は、最高地点の標高が1690mもある天空のドライブコースです。
太平洋から瀬戸内海まで一望できる大パノラマ、四国山脈ならではの笹原・雲海・紅葉・霧氷など、四季折々の大自然を堪能できるUFOライン(瓶ヶ森林道)。ドライブ・ツーリングによし、ハイキングによし。それでいて混雑することがなく、四国きっての絶景を独り占めできる。四国観光をするなら最初におすすめしたい、UFOライン(瓶ヶ森林道)の魅力を紹介します。
愛媛県は道後温泉、高知県は桂浜、なんて言ってるあなた。UFOライン(瓶ヶ森林道)を見ないで帰るなんて、損してませんか?
四国観光したいけど、結局どこが良いの?
観光情報サイトを運営している立場もあり、このような質問をよくされます。確かに四国の観光スポットって、超有名といえるスポットが少なくてメインの目的地を決めにくいかもしれません。
満開時の写真じゃなくて申し訳ない。来年リベンジしたら更新しますのでご容赦ください。
愛媛県の一大観光エリア内子町(うちこちょう)には、風情のある街並みや屋根付き橋など、実に様々な観光スポットがあります。(私が愛してやまない小田深山渓谷も内子町です)
歴史ある地域とセットのモノといえば、桜の巨木ですよね。内子町にも桜の巨木があるのですが、その桜が位置するのは山深い農村である「石畳」地区。石垣と古民家が作り出す趣のある景観のなか樹齢350年といわれるエドヒガンザクラが佇んでいます。
小田深山渓谷は美しい。それも、特別に美しい。
渓谷の宝庫・四国において一番美しい渓谷を選ぶならば小田深山渓谷だ。個人的にはそう確信しています。
小田深山渓谷は仁淀川水系の源流のひとつです。山深くに位置するにもかかわらず、日当たりが良いためか鬱蒼とした雰囲気はゼロ。そして、”澄み切った”としか表現しようのない清流。木漏れ日あふれる清流沿いの散策は最高の自然体験を提供してくれること間違いなしです。
山と渓谷を愛する私にとって、四国という地域限定でも愛してやまない渓谷はたくさんあります。安居渓谷(高知県)・面河渓(愛媛県)・高の瀬峡(徳島県)・祖谷渓(徳島県)などはその代表格ですが、これらと比べても小田深山渓谷のほうがちょっと上ですね。もちろん、これらの渓谷にも地形的・水系的な特徴があり、単純に甲乙つけることはできないのですが、「観光」という文脈でひとつだけオススメするなら間違いなく小田深山渓谷をオススメします。
これほどまで小田深山渓谷を絶賛する理由とは。
愛媛県が誇る観光スポット、内子町(うちこちょう)。江戸時代後期から明治時代にかけて栄え、当時の趣を感じることのできる街並みが国内外から人気を集めています。
そんな内子町の観光資源である「屋根付き橋」をご存知でしょうか。耐久性向上のために屋根を設けた橋で、内子町周辺に点在しています。
ときには川を跨ぐ生活道路として、ときには神域への入り口として、地域で古くから活用されてきた屋根付き橋ですが、今回はその中でも特に有名な「弓削神社(ゆげじんじゃ)」の入り口となっている屋根付き橋「太鼓橋」をご紹介します。
高知県と愛媛県の県境にある「脇本海岸」を知っていますか?「〇〇のウユニ塩湖」なんて使い古されたセリフが頭をよぎる絶景が特徴です。
このエリアはいかなる地域からアクセスしようとしても難があるのが素晴らしい。高知県民である私でも片道3時間くらいかかります。そのためか絶景とは裏腹に観光地化されていない場所ならではの良さも満喫できます。
高知県須崎市に位置する「樽の滝」を知っていますか?落差37メートルと規模こそそれなりですが、特徴的なのは裏側に回れる「裏見の滝」であること。
アクセスに利用する道路がめちゃくちゃ細いことを除けば、高知市内から四国カルストに至る道中という好立地に位置し、簡単に立ち寄れる隠れた名瀑です。
愛媛県が誇る観光スポット、内子町(うちこちょう)。江戸時代後期から明治時代にかけて栄え、当時の趣を感じることのできる街並みが国内外から人気を集めています。
そんな内子町の観光資源である「屋根付き橋」をご存知でしょうか。耐久性向上のために屋根を設けた橋で、内子町周辺に点在しています。その風情あふれる外観から大河ドラマ「坂の上の雲」のロケ地にもなった屋根付き橋の中でも最も古いものが「御幸の橋」と言われています。
内子町から車で小一時間。秘境に佇む屋根付き橋「御幸の橋」の魅力をご紹介します。
愛媛県今治市に位置する歌仙の滝・霧合の滝。しまなみ海道にほど近い名湯「鈍川温泉」から30分ほどでアクセスできる立地で、2本の滝をお手軽に見学できるので時間つぶしにいかが?
2月中旬、他の桜の名所よりも一足早く、高知県の山あいの集落で桜が開花します。椿寒桜(つばきかんざくら)という品種の桜が1000本近く植えられた桑田山。ちょうど同じ頃花をつける菜の花とともに高知県の早春を彩る花見スポットです。
桑田山(そうだやま)は高知県須崎市に位置していて、一足早く花見を楽しめるスポットとして人気を集めています。集落の生活道路を利用しての散策や、山の斜面を見下ろす場所に設置された展望台からの景観など、山間の山村と雪割桜の景観を楽しんでみては。 続きを読む
石鎚山・剣山など西日本を代表する高峰を擁し、その土地面積のほとんどを山岳が占める四国。当然、数多くの山々をつなぐ縦走路が存在するのですが、特筆してオススメなのが、剣山 – 三嶺(みうね・さんれい)をつなぐ縦走路です。
笹に覆われた優雅な稜線を20km近く貫くコースは、四国山脈ならではの景観で、本州の山脈とは一味違う山行になること間違いなしです。
三嶺こそ四国で最も素晴らしい山だ。個人的には、そう信じています。
私個人だけでなく四国在住の登山好き、くらいまで範囲を広げても特別な感情を抱く人が多いように感じる三嶺。知名度としては同じ四国の中でも百名山である石鎚山・剣山のほうが間違いなく上ですが、これらをを差しおいて、なぜ三嶺が愛されているのか?オススメの登山コースと一緒にその理由を紹介します。
高の瀬峡は、日本各地の観光客で混雑する紅葉名所とは一味違う。日本各地の紅葉名所と比較しても引けを取らない絶景。そして混雑とは無縁。
落差200mはあろうかという急峻な渓谷は、山岳・渓谷の多い四国において、西の面河渓と並ぶ壮大なスケールを誇ります。
高知市からは車で2時間。決してアクセスが良いとは言えませんし、近隣の紅葉名所「別府峡」の陰で目立たない存在の高の瀬峡。ですが、高の瀬峡の紅葉を抜きに四国の紅葉を語ることはできない、と断言できるほど素晴らしいスポットです。
高知県仁淀川町に位置する足山の滝(たりやま)は、落差約60m(公式情報なし)の段爆です。四国有数の落差をもつ足山の滝ですが、水量が若干少ないので、降雨後を狙うといい感じではないでしょうか。
雨ヶ森の登山口にある滝、くらいのイメージしかない滝でしたが、スケールはなかなか、落ち口を始め上段にも登れるなど、結構楽しめました。
雨ヶ森は、高知県仁淀川町に位置する標高1390mの山です。これといった特徴がある山ではありませんが、登山コースは四国の中でも有数の難易度ともいわれています。登山口からの標高差は約900m。頂上までは複数回の急登が必要で、小さいながらも沢の渡渉が複数回。そして、急峻で滑りやすい登山道が難易度を格段に高くしています。コースタイムは登り3時間・降り2時間くらいです。
急峻な登山道とは対照的に、頂上はなだらかで樹木が多く、とくに景色が良いわけではありません。木々越しではありますが、中津明神山・石鎚山などを眺望することができます。
高知県東部の馬路村(うまじむら)は、銘木・魚梁瀬杉(やなせすぎ)の産地です。ただでさえ山奥の馬路村からさらに1時間。千本山には魚梁瀬杉の巨木が林立する、巨木の森が広がっています。