轟九十九滝は、徳島県に3つある日本の滝百選のなかで、特に特徴的な景観を持っています。滝までの空間を遮る威圧的な両岸と、その奥でどうどうと流れ落ちる落差58mの水流。御神体として崇められるのも当然な、神の存在を感じる空間です。
日本の滝百選に選ばれる本滝の上流にも、見応えのある滝が連続し、滝好きにはたまらない経験ができるでしょう。
轟九十九滝は、徳島県に3つある日本の滝百選のなかで、特に特徴的な景観を持っています。滝までの空間を遮る威圧的な両岸と、その奥でどうどうと流れ落ちる落差58mの水流。御神体として崇められるのも当然な、神の存在を感じる空間です。
日本の滝百選に選ばれる本滝の上流にも、見応えのある滝が連続し、滝好きにはたまらない経験ができるでしょう。
徳島県の那賀町は、日本の滝百選・大釜の滝をはじめとする滝の宝庫です。大轟の滝(おおとどろのたき)は、那賀町の中で大釜の滝と並ぶほどに人気を集め、豊富な水量を二条に落とし、滝壺が立派なこと、なによりも車道からベストアングルで眺望できる点など、コンビニ系名爆として申し分ない滝です。
石鎚山・剣山など西日本を代表する高峰を擁し、その土地面積のほとんどを山岳が占める四国。当然、数多くの山々をつなぐ縦走路が存在するのですが、特筆してオススメなのが、剣山 – 三嶺(みうね・さんれい)をつなぐ縦走路です。
笹に覆われた優雅な稜線を20km近く貫くコースは、四国山脈ならではの景観で、本州の山脈とは一味違う山行になること間違いなしです。
三嶺こそ四国で最も素晴らしい山だ。個人的には、そう信じています。
私個人だけでなく四国在住の登山好き、くらいまで範囲を広げても特別な感情を抱く人が多いように感じる三嶺。知名度としては同じ四国の中でも百名山である石鎚山・剣山のほうが間違いなく上ですが、これらをを差しおいて、なぜ三嶺が愛されているのか?オススメの登山コースと一緒にその理由を紹介します。
高の瀬峡は、日本各地の観光客で混雑する紅葉名所とは一味違う。日本各地の紅葉名所と比較しても引けを取らない絶景。そして混雑とは無縁。
落差200mはあろうかという急峻な渓谷は、山岳・渓谷の多い四国において、西の面河渓と並ぶ壮大なスケールを誇ります。
高知市からは車で2時間。決してアクセスが良いとは言えませんし、近隣の紅葉名所「別府峡」の陰で目立たない存在の高の瀬峡。ですが、高の瀬峡の紅葉を抜きに四国の紅葉を語ることはできない、と断言できるほど素晴らしいスポットです。
大釜の滝は、徳島県西部の那賀町に位置する滝で、日本の滝百選のひとつに選ばれています。落差は約20mとそこそこの大きさですが、美しい水を湛える滝壺・滝壺を囲む迫力ある岩壁・豊富な水量など、日本の滝百選に選ばれるのも納得の迫力ある景観を楽しむことができます。
徳島県上勝町に位置する灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)。落差80mを岩壁に触れることなく流れ落ちるその水流は天女の羽衣のように優雅で、滝の多い四国においても独特のポジションを持った滝といえるでしょう。滝のすぐ近くまで車でアクセス可能なこともあり、上勝町に訪問する際には是非とも訪れたいスポットです。
鳴門大橋は、渦潮の名所として有名な鳴門海峡をまたぎ、四国と淡路島をつなぐ吊り橋です。鳴門大橋は長さ1.6キロの純白の吊り橋で、二層構造の上の層は高速道路として、下の層は遊歩道として利用されています。遊歩道の全長は450メートルで、高さ45メートルのガラス張りの通路から渦潮を真下に見下ろすことができます。
また、鳴門大橋は瀬戸内海国立公園・鳴門海峡を代表する景観として「日本の道100選」にも選定されていて、ドライブ・ツーリングスポットとしてはもちろん、徳島県を代表する景観として親しまれています。
潜り滝と呼ばれる滝をご存知でしょうか。直瀑、分岐瀑など、水流の形状により様々な分類のある滝ですが、その中のひとつ、潜り滝はその特徴的な景観と全国に数えるほどしかない希少性から、人々の興味を引きつけてやみません。
全国的に見て非常に珍しい潜り瀑ですが、四国にはフイゴ滝、長沢の滝の2本が存在していて、知る人ぞ知るスポットとして人気を集めています。
純白の渓谷と緑の清流が美しい祖谷渓は、徳島県きっての秘境エリアである剣山周辺に位置しています。最寄りの空港からでも2時間以上の時間を要し、周辺の道路は狭い山道が多いなど、まさに秘境、といった雰囲気に包まれた祖谷渓。アクセスの悪さとは裏腹に、人気の観光スポットとして賑わいを見せています。
当記事では、祖谷渓が人気を集める4つの理由、アクセス情報をご覧いただけます。 続きを読む
徳島県の山奥に位置する高開の石積(たかがいのいしづみ)。急峻な斜面と石積みの棚田が特徴的なこの場所が、4月初旬になると芝桜で埋め尽くされます。例年4月の初めから後半にかけて開催される「シバザクラまつり」では、民家の敷地内や石積みの棚田の間を散策可能で、石積みの風景と芝桜を堪能することができます。
当記事では、高開の石積みの見頃、空撮写真、アクセス情報をご覧いただけます。
4月初旬、徳島県美馬市(みまし)に、8000本の桜に覆い尽くされた山肌が姿を現します。八百萬神之御殿(やおよろずのかみのごてん)では、遊歩道を被おうように咲く8000本もの桜並木を探索可能なほか、絶景の展望スポットから桜色に染まる山肌を一望可能です。
まるで水墨画の世界。徳島県の山奥に位置する川井峠のしだれ桜は、四国ならではの山深い景観と桜をセットでを楽しめるスポットです。
徳島県の神山町に位置する江田地区では、4月になると山村の棚田を埋め尽くすように咲く菜の花の景観を楽しむことができます。黄色い絨毯が敷かれたような景観は例年4月いっぱい続き、地元はもちろん、遠方からの訪問者も絶えることのない、春の定番スポットです。
山深いワインディングロードに、しだれ桜が次々に現れる川井峠。ドライブやツーリングを楽しみながら、これほどの量のしだれ桜を楽しむことができる場所は、川井峠以外にはそうありません。
四国の中央、高知県と徳島県の県境付近に位置する標高1409mの国見山(くにみやま)は、四国における雪山登山の入門編として有名な、隠れた名山です。一般的に、四国といえば南国のような温暖な気候を想像する方が多く、国見山のような標高1500mに満たない山々で美しい積雪や霧氷を楽しめるということは、あまり知られていません。
山岳の多い四国においても、東の剣山(つるぎさん)、西の石鎚山(いしづちさん | 該当の記事ページが開きます)は特別な存在として親しまれています。古くから山岳信仰の対象である剣山は、その景観の素晴らしさはもちろんのこと、山頂近くには「行場」と呼ばれる修行用の難所があるなど、どこか石鎚山と共通する魅力を感じることができます。一方で、山頂付近の景観は荘厳な岩壁が特徴の石鎚山とは対象的で、なだらかな笹原がどこまでも続く、四国山脈ならではの景観が広がっています。
自然の宝庫四国の中でも、特に紅葉が美しいスポットをまとめました。山岳の多い四国では、山域ごとに個性的な景観を楽しめるのも魅力の一つで、紅葉を追いかけながら様々なスポット巡りをしてみてはどうでしょうか。
徳島県阿波市にある奇景勝地、阿波の土柱。世界に3箇所しかない奇景勝地として、密かに人気を集めるスポットです。丘陵地帯に突如現れる土柱は、まさに奇景といった雰囲気で、ここにしかない空間を楽しむことができます。
徳島県神山町に位置する雨乞いの滝。日本の滝百選にも選ばれる雨乞いの滝は、雄滝と雌滝を同時に展望できる、贅沢なスポットとして密かに人気を集めています。神山町から雨乞いの滝までは車で15分。駐車場からは20分の道のりで、比較的簡単にアクセス可能な点も魅力の一つです。
徳島県徳島市に位置する八多五滝(やたごだき)。五本の滝が密集することからその名がついたそうですが、その中の一つ、御来光の滝は端正な景観ながら個性的で、他の滝にはない魅力をもっています。
竜ケ峡という名前を聞いたことがある人は、稀かもしれません。狭隘な道路、険しい渓谷。しかし紅葉の美しさは折り紙付きで、まれに訪れる旅人を十分に満足させる景観をもっています。
四国の名山を思いかべる時、石立山が思い浮かぶ人は少ないかもしれません。標高1707m、四国においても決して標高が高いわけではなく、四国山脈からも少し外れた場所にある、マイナーな山です。一方で、四国きっての急峻な山岳である石立山は、捨身嶽に代表される険しい山並みを堪能できる通好みのスポットです。
純白の巨岩と吉野川の清流が美しい「祖谷渓」のほど近く、急峻な山道を抜けるとたどり着く黒沢湿原(くろぞうしつげん)。徳島県唯一の湿原というだけでなく、木道を利用してサンダルでも気軽に散策できるのが魅力のスポットです。