香川

栗林公園|四国随一の庭園美

     栗林公園

ミシュラン観光ガイドで3つ星、2011年日本庭園ランキングで足立美術館、桂離宮に次ぐ3位を獲得した栗林公園。75ヘクタールの園内は日本庭園然とした景観で満たされていて、全て巡るにはゆうに一日かかるほどのボリュームがあります。園内には数々の池が点在していて、屋形船での遊覧をはじめ、美しい紅葉や生息するカワセミを思う存分楽しむことができます。

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寒霞渓|奇岩と紅葉が美しい日本三大渓谷美の魅力

     小豆島の紅葉

四国における紅葉を語る際に外すことのできない寒霞渓(かんかけい)。その景観は日本三大渓谷美の一つに数えられ、奇岩と瀬戸内海が作り出す景色は、他に代えがたい美しさをもっています。アクセスにはフェリーの利用が必要で、気軽に行ける場所ではありませんが、わざわざ苦労して訪れる価値のあるスポットです。

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四国の沢登り

     

記録が少ない四国の沢登りコース

山岳ばかりというか山岳しかない四国では当然沢の数も多く、地形は急峻で雨量も多い。紀伊半島のように沢登りの聖地となっていてもおかしくない条件が揃っていますが、愛媛県の、それも石鎚山系と赤石山系を除けば、四国の沢登りの情報はほぼ皆無です。

四国の定番沢登りコース

面河渓本流

下部には大水量ゴルジュ、中部に牧歌的な花崗岩ナメ、上部に日本百名瀑の御来光の滝を擁し、源頭部は選ぶコースによって日本百名山の石鎚山に突き上げる、四国を代表する名渓谷。一番の難所となる下部ゴルジュは並走する遊歩道で容易に回避でき、御来光の滝も右岸から容易に巻くことができる。それぞれ登攀可能でもあるので力量に応じたコース取りをできる。

鉄砲石川

四国の癒し渓代表。さしたる難所はなく、釜やナメが連続する。源頭まで上り詰めると石鎚山を望む絶好の縦走路に飛び出す。

坂瀬川

下部にゴルジュを擁し、ナメへと変化する、ファンの多い沢。らしい。行ったことない。

西種子川

入渓直後に魔戸の滝(30m)から続く魔戸ゴルジュを擁す。下部から登攀した記録はなく、キャニオニングでしか進入不可のセクションがある。全般的によくまとまった渓谷であるが、魔戸ゴルジュを除けばそれほど特筆すべき点はない。

瀬場谷

大滝を含め全ての滝が容易に直登できる、沢登りのためにあるかのような渓谷。四国の沢登りコースで1.2を争う人気。

床鍋川

多くの滝が直登可能で、上部は四国では珍しく開放的な空間で沢登りを楽しめる。世界で2箇所しか産出されない貴重な「エクロジャイト」が源頭部に散見される。

足谷川

四国を代表する悪渓。終始ゴルジュ地形の泳ぎ渓で、上部に登りでの侵入を今だに許していない連瀑帯をもつ。一般的には四国最難関とされるが、実はもっと難しい沢も存在する。

滑床渓谷

延べ数キロにわたる滑床をもつ渓谷。滑床ばかりが注目されがちだが、源頭となる鬼ヶ城山系は四国きってのブナの巨木林を擁す山域で、新緑・紅葉の時期などは沢登りからの縦走ハイキングが最高。

鞍瀬渓谷

数多くの支流を擁し、中には悪絶なものもある。本流が有名だが行ったことない。

薬師谷渓谷

名瀑・雪輪の滝(滑床渓谷のそれとは別物)を擁し、数個の奇瀑を内包するコンパクトな渓谷。沢登りよりもキャニオニングツアーで有名。

弘沢

仁淀ブルーで有名な安居渓谷の支流。さしたる難所はなく、全ての巻きが5分で終了するコンビニ系癒し渓と侮るなかれ。ほぼ全ての滝が直登可能で、登攀系の沢としても見逃せない1本。

祖谷渓

沢登りの対象としては大味すぎる感じがしないでもない大渓谷で、ほぼ泳ぎのみの牧歌的な空間をもつ。沢登りの対象として興味深い支流を何本かもつ。

総評

某山岳情報誌の古典によれば徳島県の剣山周辺にはロクな沢が無いだとか、ある人物は高知はゴーロだらけのクソ沢ばかり、など言われたい放題ですが、しらみつぶしに探せば素晴らしい渓谷がたくさん眠っています。それもほとんど記録がない、あったとしても過去の山岳会の山行記録が断片的に見つかるのみなど、沢登りにおいて四国は日本最後のフロンティアと表現しても過言ではないでしょう。

四国での(開拓的な)沢登りは、淵を泳ぎ、滝を直登して水線を遡行すれば、記録未見のゴルジュが次々に現れ、初遡行の喜びを存分に味わうことができるでしょう。ここに、おそらく記録未見(もしくは僅少)の沢の写真を少し紹介します。この記事を読んでいる貴方の初遡行の喜びを奪うつもりは一切ありませんので場所や名前は非公開とします。ぜひ自分自身で見つけて、沢登りの魅力を、初遡行の喜びを存分に味わっていただきたいと思います。

四国の記録未見の沢

行動中常にロープを出すような登攀系をはじめ、泳ぎからのボルダー系、大水量ゴルジュ、大滝登攀など多種多様な沢があります。特に記録未見(もしくは僅少)の沢に関しては、エイドを要する高巻き、水流に逆らっての登攀など、結構シビアなものが多く、3〜5級ほどの上級者向きが揃っています。