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高知県の沢|沢登り

高知県の中でも辺境の地に、距離200m総落差100mの一続きのゴルジュ連瀑帯を内包する渓谷がある。

高知県の沢|沢登り|2024.4.10(遡行記録集GORGE CLUB収録

メンバー:ゴルジュクラブ1名

入渓するとすぐに10~15m滝が連続するゴルジュとなる。

前日に50mmほど雨が降っているためかなり増水していた。

側壁の傾斜はそれほど強くないが容易には高巻けない地形が続く。平水であれば水線が一番の弱点となる可能性もある。

次々に現れる中規模滝は若干緊張を強いられる高巻きでどれも回避できる。直登を選ぶ場合はゴルジュ区間の突破だけでもゆうに一日必要だろう。

登攀が絶望的な滝には絶妙な高巻きラインが用意されている。

変性岩の渓谷とは思えない優雅な滑滝にてゴルジュは終了。

滑滝から15分ほどで最後の滝が現れ、それ以降は平凡な渓谷となる。

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感想

一つ付きのゴルジュとして、四国内では足谷川に次ぐ規模(魔戸ゴルジュと並んで)のゴルジュ連瀑帯を内包する渓谷。若干の緊張を強いられるとはいえロープなしでの高巻きが可能な地形を良しとするかどうかは趣向によるところがある。

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