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弓削神社の太鼓橋|山深くの神域に通じる屋根付き橋

愛媛県が誇る観光スポット、内子町(うちこちょう)。江戸時代後期から明治時代にかけて栄え、当時の趣を感じることのできる街並みが国内外から人気を集めています。

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そんな内子町の観光資源である「屋根付き橋」をご存知でしょうか。耐久性向上のために屋根を設けた橋で、内子町周辺に点在しています。

ときには川を跨ぐ生活道路として、ときには神域への入り口として、地域で古くから活用されてきた屋根付き橋ですが、今回はその中でも特に有名な「弓削神社(ゆげじんじゃ)」の入り口となっている屋根付き橋「太鼓橋」をご紹介します。

神域への架け橋「弓削神社の太鼓橋」

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この神社の創建は、応永三年(一三九六)と伝えられ、主神は天照大神がまつられている。現在の社殿は、明治三〇年に改築されたものであり、境内には椎木の巨木が茂っている。

神社と向き合うようにして、池の対岸に弓削大師堂があり、本尊は弘法大師の石仏座像である。大師堂の周辺には、馬頭観音・開地蔵の石仏や大師円成供養塔などがまつられている。大師堂・池・太鼓橋・弓削神社と周りの自然との調和がとれ池に映える老木の影、屋根付き橋の風雅な橋など趣のある景観を呈している。

現地看板より

弓削神社の太鼓橋があるのは、山深くに位置する愛媛県内子町のなかでも特に山奥に位置する「石畳」地区。太鼓橋は、地域最古の屋根付き橋として有名な御幸の橋と同じく、神域への入り口になっています。全長は30メートルほどでしょうか、御幸の橋よりもずいぶん全長が長いことが特徴で、ため池の水面に写りこむ景観が風流です。

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太鼓橋を渡った先には弓削神社があります。境内には古木が立ち並んでいて歴史を感じます。

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