高知県安芸郡安田町に位置する釜ヶ谷の滝は、2段15mの小ぶりな滝ながら、円形の滝壺と明白色の岩盤に映えるブルーの水が美しい滝です。
激しい侵食によりかなり特徴的な形状をしている釜ヶ谷の滝。2段に分かれた滝は下段こそ無個性ですが、上段は樋状の水流により侵食された端正な滝壺を擁しています。滝壺上部には飛び込み台差ながらの、どうやったらそうなるのか理解できない形状の岩が飛び出していて、高知一の奇瀑と言われるのも不思議ではありません。
トップ画像は上部から懸垂下降して撮影したもので、この位置に行くにはロープ・登り返しの道具が必要なので注意。また、飛び込み台に乗るには結構特殊なロープワークが必要で、適当に懸垂下降すると大怪我するレベルで振られ落ちする可能性があるので注意してください。
釜ヶ谷の滝への道のり
県道からの分岐に車を停め徒歩20分。釜ヶ谷の滝への案内看板は県道沿いの1個目を含め合計3箇所あり、2番目の看板が樹木に遮られ見つけにくいので注意。