高知市内から1時間でアクセス可能な好立地に位置し、頂上からは雄大な景観が展望可能な工石山(くいしやま)。標高1177m、登山口からの標高差は約300mで、初心者でもチャレンジしやすい山として人気を集めています。
初心者向きのコースで本格的な山岳風景を堪能!
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北コース途中の白鷲岩[/caption]
初心者でも簡単に登山できるコースと、本格的な山岳風景が魅力の工石山。登山口から1時間ちょっとで登頂可能なコースはよく整備されていて、晴れた日には普通の運動靴でも安心して歩くことができます。それでいながら頂上はもちろんのこと、道中の様々な場所で山岳ならではの景観や雰囲気を満喫することができるのは、工石山ならではの魅力です。
工石山の登山コース
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整った杉林を抜ける[/caption]
登山口となる高知市工石山青少年の家から入山し、歩くこと15分。整った雰囲気の杉林の中を快適に高度を上げます。工石山には「北コース」「南コース」がありますが、北コースの方が距離が短いため登りは北コースを利用しました。
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根曲り杉[/caption]
登山開始から30分、工石山の見どころの一つ、根曲り杉に到着。1963年の台風により植栽直後の杉が根元から曲がり、そのまま成長したものです。
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根曲り杉を過ぎたあたりから霧氷が現れた[/caption]
撮影日は4月1日ですが、前日冷え込んだこともあり霧氷が出現。低木を中心に付着した氷により神秘的な空間になっていました。7時半頃には霧氷で覆われていましたが、9時頃にはほとんど溶けて無くなっていました。
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登山口から小一時間で到着する白鷲岩[/caption]
根曲り杉から10分ほど、工石山を代表する絶景ポイント白鷲岩に到着。絶壁にせり出した巨岩は先端付近まで登ることができ、絶好の撮影スポットになっています。
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天然ひのき風倒根[/caption]
白鷲岩から10分ほど、ここにも1963年の台風の爪痕が。巨木が倒れ、根の壁ができていました。
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トド岩からの景観[/caption]
頂上まであと少しの場所に位置するトド岩からの景観。白鷲岩ほどの荘厳さはないものの、トド岩からは太平洋を眺望可能です。
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2種類の木が融合した大木[/caption]
トド岩からすぐの場所には2種類の木が融合した大木が。工石山の登山コースに点在する巨木の中でも特に特徴的な大木です。
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霧氷のトンネルを抜ける[/caption]
頂上付近に差し掛かると木々は小ぶりになり、霧氷が一層はっきりと木々を覆いはじめます。
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頂上直下の休憩所[/caption]
頂上直下の休憩所にも美しい霧氷が。ここから頂上までは5分ほどの道のりです。
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工石山頂上展望台[/caption]
頂上に到着!登山口からは1時間15分ほどの道のりでした。頂上には展望台が設置され、パノラマの景観を堪能することができます。
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工石山頂上の展望台からの景観[/caption]
空気の澄んだ日には80km先の室戸岬まで眺望できるとされる展望台で、四国の山々と太平洋を一度に眺望可能な絶景スポットです。
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南コース途中の大木[/caption]
南コースを利用しての下山途中にも特徴的な大木が。まるで屋久杉のような、重量感のあるいでたちです。
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苔むした倒木が美しい[/caption]
シャクナゲの群生が有名な工石山、それ以外にも多様な植物が自生している点も魅力のひとつです。苔むした倒木や岩も雰囲気満点で、ついついシャッターを切ってしまうこと間違いなしです。
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巨岩に根をはる樹木[/caption]
他にも巨岩から伸びる樹木や・・・
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南コース道中の風の谷[/caption]
スケール感のある渓谷を望む風の谷など、南コースにも見所がたくさん。
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南コースのハイライト「ヒノキ屏風岩」[/caption]
ヒノキ屏風岩まで降りてくると、登山口まではあと30分ほど。高知方面に帰る場合は、10:30から営業しているオーベルジュ土佐山(新しいタブで外部サイトが開きます)でゆっくりと汗を流すのもおすすめです。
他にも工石山の登山道には、北コースの道中に47都道府県の県木が全て植えられていたり、南コースの賽の河原はサンショウウオの生息地であったりと、見所がたくさん。真夏になると少し暑いので、春や秋に登るのがおすすめです。
アクセス
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