高知県東部の定番観光スポット室戸岬から15分、海岸沿いの伸びやかな道路を走っていると目に飛び込んでくる夫婦岩(みょうといわ)。室戸岬周辺の激しい波により侵食された巨岩が屹立するなか、夫婦のように並ぶ岩の間に縄を締めたのが夫婦岩です。夫婦岩は、タフォニと呼ばれる岩に付着した海水の塩分が結晶になる際の膨張で侵食されることで形作られたもので、全国にある夫婦岩の中でも大型に属するものです。
室戸岬周辺スポット代表「夫婦岩」
室戸岬から北東に伸びる快走路、国道55号線を走っていると突如視界に飛び込んでくる夫婦岩。日本全国に数ある夫婦岩のなかでも大型に属するもので、遠目にもはっきりと認識できる特徴的な形状をしています。
タフォニと呼ばれる塩分の付着により生じる侵食で形作られた夫婦岩は、近づいてみると蜂の巣状に侵食された岩肌をはっきりと観察することができます。近年は落石の危険性があることから一部進入禁止になっているものの、その外からでもかなり特徴的な景観であることは間違いありません。