中津渓谷|仁淀ブルーの代表格|雨竜の滝・石柱など見所満載

高知県仁淀川町に位置する中津渓谷(なかつけいこく)は、「仁淀ブルー」で名を馳せる、仁淀川水系に属している渓谷です。

仁淀ブルーで一躍有名になった感のある中津渓谷ですが、本当の魅力は変化に富んだ特殊な地形にあります。名瀑「雨竜の滝」や「石柱」など個性的な地形が渓谷内に点在していて、単純に観光体験としての質が高く、さらには渓谷入り口からそれぞれの景勝地までの距離が近いため、渓谷沿いのハイキングを楽しみながら様々な景観を堪能できます。

なお、中津渓谷の入り口には温泉宿「中津渓谷ゆの森」があり日帰り入浴が可能です。

雨竜の滝

中津渓谷の雨竜の滝

中津渓谷は、水源となる中津明神山から流れる水流により作り出された渓谷で、侵食された岩石が織りなす個性的な景観が点在します。

そのハイライトとなるのが雨竜の滝で、落差こそ2段で約20mと控えめながら、落ち口から空中に放たれる水流は迫力満点です。水量の多い日は上段の水流が二筋に別れ、谷に轟音を響かせる豪瀑となります。

竜宮淵

中津渓谷の龍宮淵

遊歩道の最奥に位置する龍宮淵

雨竜の滝の上流に位置する「龍宮淵」へは、遊歩道を利用する場合、20分ほどの道のりです。より簡単にアクセスしたい場合は車でも近くまで行くことができます。

岩肌を滑り落ちる水流は滝壺付近で岩の裏に隠れ、その滝壺は滝の規模に似つかわしくないほど大く深い立派なものです。遊歩道で少し下流に移動すれば雨竜の滝の落ち口を見ることもできます。

石柱

 

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そして、近年キャニオニングツアーにより知名度が上昇してきた「石柱」も見逃せません。

従来から、遊歩道から見下ろすことはできましたが、ここ数年でキャニオニングツアーが開催されるようになり、その間近まで行くことができるようになりました。

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駐車場からおよそ30分の位置にあり、水の浸食により垂直の側壁が20mも聳え、水流が幅4mまで圧縮された異空間のなか、本当に唐突に、なぜこのようなものが出来上がるのか想像できないほどの異質感を放ちながら水流から立ち上がる石柱。渓流の多い四国においてもこのような地形は本当に稀です。

これほどまでにユニークな自然の造形を間近で見ることのできるツアーがあるというのはありがたい。キャニオニングツアーでは石柱より200mほど上流からツアーが開始され、水と戯れながら石柱に至るコースを堪能できるそうです(私自身はツアーが開催されていない時期に訪問したため、ツアーコースについては未確認)。

なお、石柱直下に行くだけならば上流からキャニオニング(ロープやハーネス、キャニオニングのロープワークが必要)する必要はなく、少し下流から水流を遡り30mほど泳ぐことで直下まで行くことも可能です。ただ、水流までの下降ラインが遊歩道からは目視できず、日当たりの悪い水流を泳ぐにはウエットスーツがないと厳しいなど、簡単には辿り着くことができません。

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