
高知県四万十市に位置する入田ヤナギ林(にゅうたやなぎりん)では、3月初旬から終盤にかけて、1,000万本の菜の花があたり一帯を埋め尽くす絶景を楽めます。四万十川の河川敷に位置する入田ヤナギ林では、日当たりの良いロケーションで陽光を目一杯に浴び、黄金に輝く菜の花の中を散策可能で、一足早い春の訪れを満喫することができます。
視界を埋め尽くす1,000万本の菜の花
清流四万十川の河川敷に広がるヤナギ林、3月初旬になると1,000万本の菜の花が開花します。菜の花の開花に合わせ、3月初旬から終盤にかけて開催される「菜の花まつり」では、快適な遊歩道から視界を埋め尽くす菜の花の景観を堪能可能です。
1,000万本の菜の花はかなりの密度をもっていて、菜の花の絨毯としか表現できないほど。3月初旬でも、晴天時は20度近くまで気温が上がる入田ヤナギ林では、暖かい日差しの中、一足早い春の訪れを堪能可能です。
よく整備された遊歩道を利用しての散策可能な入田ヤナギ林ですが、全体を回るとゆうに30分はかかるほど広域にわたり菜の花が咲いている点も特徴のひとつ。是非とも晴れた日に訪問して、ゆっくりと菜の花の景観を堪能したいところです。
菜の花の景観にアクセントをつけるヤナギの木々も見どころのひとつで、朝や夕方の陽が低い時間帯に、逆光で写真を撮ると非常に美しい写真を撮影可能。黒く染まるヤナギが菜の花の黄色を美しく引き立てる景観です。
菜の花を堪能した後は出店で買った惣菜で昼食をとるのがおすすめ。中でも「ちらし寿司」は是非とも体験してほしい、やさしい味わいです。
入田ヤナギ林のすぐ隣には清流四万十川があり、遊歩道を利用して簡単に水辺まで行くことができます。菜の花のついでに、清流四万十川も一緒に楽しめてしまうというのは、なんとも贅沢です。