
渓谷の多い四国においても、面河渓ほどのスケール感をもった渓谷は類を見ません。花崗岩による岩壁や川底は、四国に多い”ガレている”渓谷とは一線を画す、堂々とした景観です。面河渓では、持ち前の渓谷美に加え、四国らしい美しい水流や紅葉を楽しむことが可能。非常に走りやすい道でアクセス可能なこともあり、訪問者が後を絶たない人気スポットです。
1.四国一のスケールが魅力の面河渓

荘厳な亀腹
山岳の多い四国には、数々の名渓が存在します。そのなかでも面河渓は、規模の大きさ、景観の美しさどちらをとってもひときわ素晴らしい渓谷といえるでしょう。面河渓の入り口にそびえる亀腹と呼ばれる岩壁は、高さ100m、幅200mという破格のスケールで、その一点だけでも面河渓が特別な場所であることを実感することができます。

美しい水流と一枚岩の川底が特徴的
面河渓の景観を特に特徴づけているのが、その川底です。一般的に、渓谷の川底というと崩落により積み重なった岩石や砂利によって満たされていることが多いものですが、面河渓はどこまでも一枚につながった花崗岩の滑床による独特の景観が魅力です。
2.面河渓の魅力3選
2-1.美しい水流

水流は青く透きとおっている
面河渓の魅力のひとつは、その美しい水流。道中からすでに美しい水流は、面河渓に近づくにつれより一層透明度を増していく印象です。

黒っぽい岩壁と水流のコントラストが美しい
面河渓のハイライトとなる亀腹付近でもその水流の美しさに変わりはなく、黒っぽい岩壁と水流のコントラストが独特の景観を作り出しています。
2-2.名渓谷と紅葉の共演

紅葉の季節、水流はわずかに緑がかる
面河渓は紅葉スポットとしても有名で、紅葉の時期には険しい渓谷沿いの木々が一斉に色づき、一年で一番色鮮やかな景観を作り出します。秋になっても水流は変わること無く美しく、美しい水流と紅葉の共演を満喫することが可能です。この時期は、一年で一番面河渓が活気付くタイミングで、美しい景観を求め、本州からもひっきりになしに人が訪れるほどの人気です。
2-3.様々な表情を見せる渓谷

場所によって様々な渓谷美を堪能できる
水流や紅葉の美しさで語られることの多い面河渓ですが、単純に渓谷としての景観だけを見てもかなりのもの。場所により大きく表情を変える渓相により、一日中でも飽きることなく散策を楽しむことができます。
3.訪問時に知っておきたい2つのポイント
3-1.紅葉の時期には混雑することも
よく整備された道路でアクセス可能なこともあり、紅葉の時期には周囲の駐車場が満車になってしまうことも。その場合、1.5kmほど下流に位置する石鎚スカイラインとの分岐付近の駐車場に車を停め、面河渓まで30分ほど歩くことになります。面河渓までは遊歩道でのアクセスとなるのですが、よく整備された遊歩道からの景観も素晴らしく、楽しみながら歩くことが可能です。
3-2.紅葉は10月終盤〜11月初旬
年によって多少の前後はあるものの、概ね10月終盤から11月初旬にかけてが見頃です。目安としては、石鎚山山頂の紅葉のニュースが出てから2週間ほどで見頃になり、3週間目くらいまでは美しい紅葉を楽しむことが可能です。