千本山|標高1085m|杉の巨木・巨木・巨木

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高知県東部の馬路村(うまじむら)は、銘木・魚梁瀬杉(やなせすぎ)の産地です。ただでさえ山奥の馬路村からさらに1時間。千本山には魚梁瀬杉の巨木が林立する、巨木の森が広がっています。

千本山の巨木林は、普通に屋久島でした。

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まるで〇〇のよう、って表現はあまり好きじゃないんですが、千本山の巨木林は、まるで屋久島のようでした。それも、屋久島の一般的な登山コースじゃなくて、ほとんど人の手が入っていない、屋久島でいうと南の方にあるプリミティブな原生林のよう。縄文杉のような特段のシンボルは無いものの、巨木のスケール・密度など、文句なしの素晴らしさです。

屋久島との比較ばかりになってしまい恐縮ですが、屋久杉といえば節くれだった古木が印象深いのに対し、千本山の魚梁瀬杉は、いかにも銘木らしい、颯爽とした木姿が印象的でした。樹齢は屋久杉と比べると若い木が多いようです。そもそも材木として切り出されてきた歴史のある魚梁瀬杉は、古木になる前に伐採されてしまうのでしょう。それでも樹高50mの巨木が林立する森は一見の価値ありです。

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まっすぐと天に向かって伸びる木姿が、いかにも銘木、という雰囲気です。この場所は”鉢巻落とし”と名付けられた場所で、”鉢巻が落ちるほど上を見ないと木のてっぺんが見えない”ほどに背の高い魚梁瀬杉が密集しています。

千本山ヤナセスギ林木遺伝資源保存林は、樹齢200年から300年ともいわれるヤナセスギが1000本以上も林立し、スギの大径木が天に向かってまっすぐにそびえる様子は、さながら大聖堂に入ったような荘厳な雰囲気を漂わせています。|現地看板

大聖堂のような荘厳な雰囲気、うまい表現です。天に向かってまっすぐに伸びる杉の巨木は、人の手で作られた神社仏閣などの建築物を彷彿とさせる、均整のとれた美しさでした。

登山難易度:低|アクセス難易度:高

登山道にはこれといった難所はなく、杉の巨木目当てなら全行程2時間くらいの初心者向けコースです。あえていうならば木道の一部が崩れかけているので、注意してください。

頂上まで行く場合は3時間半くらいがコースタイムのようですが、頂上からの展望はあまり良く無いそうです。”そうです”というのも、私は巨木林で満足してしまい、頂上に行かずに帰ってきました。

登山難易度は低いのですが、アクセスが結構しんどいかもしれません。ただでさえ山奥の馬路村から、さらに車で1時間以上山奥に入る必要があります。舗装路だけでアクセスできますが、細い場所・落石など多々あるので十分に注意してください。

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