
高知県仁淀川町に位置する足山の滝(たりやま)は、落差約60m(公式情報なし)の段爆です。四国有数の落差をもつ足山の滝ですが、水量が若干少ないので、降雨後を狙うといい感じではないでしょうか。
雨ヶ森の登山口にある滝、くらいのイメージしかない滝でしたが、スケールはなかなか、落ち口を始め上段にも登れるなど、結構楽しめました。
40+20m二段の段瀑「足山の滝」
下段直下から見るとこんな感じ。下段の落差は20mくらいでしょうか。上段がかすかに見えていますが、少し奥まった位置にあってハッキリと全景を見ることはできません。上段へは、道を1分ほど戻り、途中からピンクテープをたどれば行くことができます。
約40mの落差がある上段です。水流は岩にあたりながら複雑に蛇行しています。よく見ると上部にあと一段あるようにも見えますが、地形的にこれ以上登るのは危険そうだったので未確認です。
落ち口に行くこともできますが、岩壁が切り立ち過ぎていて滝の水流は見えません。このくらい大規模な滝で、落ち口に立てるというのは結構珍しいのでは。
落ち口に行くには、一旦登山道の分岐箇所まで戻り、15分ほど登った場所、植林越しに見える黒々とした岩壁の上に回り込んだあたりから分岐して、さらに15分ほど歩く必要があります。ところどころテープがありますが、明らかに通常の登山道ではないので十分に注意してください。