移住1年で記事を書こうと思っていたのですが、いつの間にか3ヶ月もオーバーしてしまいました。
移住の参考になる、洗練された記事を書きたかったのですが、私には荷が重かったので雑記として少しだけ記事にします。
「田舎暮らし」で目指すこと
私は2018年12月に東京から高知に移住しました。現時点で15ヶ月と少しになります。
自宅古民家のセルフリノベーションをはじめ、できるだけ多くのことを自分で解決するようにしていますが、まだまだこれから。なるべく自分で、というのは私たち夫婦にとって移住のテーマでもありました。せっかく田舎に移住するなら、これまでのコスパ重視の生活じゃない生活を目指してみようと。
コスパよく稼いで面倒なことはアウトソーシングする、という環境が当たり前になると、生活の質向上には「コスパよく稼ぐのが一番」なんて考えが染み付いてきます。本来は生活の質向上の手段であるはずの「収入」そのものが目的になってしまうんですね。本来手段であるはずの収入が先に立つと、その使い道の配慮がどんどん薄れてしまい、本来は必要のない物や事にコストをかけるようになってしまいます。「収入は増えてるのに、豊かになってる実感ないぞ」みたいな状態です。
なので、生活に関わるあらゆるタスクを、できる限り自分自身で解決することで、生活において最も重視するものは何なのか、もっと真面目に考えようと思ったのです。仮に、生活に関わるタスクの大半を自分自身で解決できるのならば、コスパよく稼ぐことよりも時間のマネジメントこそが最重要となるでしょう。これって結構面白そうじゃありませんか?
コスパを第一の目的としなければ、生活圏が都会である必要はありません。田舎に暮らしていても、できることは自分で解決して、時間のマネジメントをしっかりと行えば豊かな生活はできるんじゃないかと思っています。当然、住環境に惚れ込んだ土地に暮らすことになるので、生活全体で見れば豊かになる、という算段です。
とはいっても自給自足を目指しているわけではありません。たまにはガジェットが欲しくなることもありますし、趣味であるアウトドアにも現金収入は必要です。自分で解決するものと、お金で解決するものの線引きは今後もずっと考えていくことになると感じています。この部分さえ間違えなければ中々楽しい生活を続けていくことができるんじゃないでしょうか。
前回の記事「移住6ヶ月。リノベーション進まない問題。」からリノベーションは若干進んでいますが、まだ序の口です。次のリノベ記事では「石垣に載ってる家を持ち上げる冴えた方法」を書きたいのですが、うまくいくのだろうか。