
高知県仁淀川町に位置するひょうたん桜。樹齢500年、樹高21m、の桜の巨木のひょうたん桜は県内有数の桜の名所として人気を集めています。ひょうたん桜の周辺には、しだれ桜をはじめとする様々な桜を楽しむことが可能で、周辺の散策と合わせ、桜を満喫することが可能なスポットとなっています。
当記事ではひょうたん桜の開花時期、空撮写真、桜並木をはじめとした周辺の環境、アクセス方法をご覧いただけます。
高知県を代表する桜の巨木、ひょうたん桜

桜とは思えないスケール感のひょうたん桜
高知市内の桜の満開の知らせから遅れること1週間ほど。4月10日前後になると、仁淀川町の山間に位置するひょうたん桜が満開になります。高知県きっての巨木であるひょうたん桜の周辺には、しだれ桜をはじめとした桜が数多く植林されていて、桜に覆われた遊歩道を散策することが可能です。
駐車場に車を停め、歩き出すとすぐに桜並木が目に入ります。このときは散り始めでしたが、桜吹雪の中の散策もなかなか良いものですね!

高知県の山並みと桜の巨木を一望できる
駐車場から徒歩1分、すぐに到着するひょうたん桜は、明らかに周囲の桜とは違うスケール感で、一目でそれと判別可能。樹齢500年と、かなりの古木であるにもかかわらず、花の密度はかなりのもので生命の力強さをひしひしと感じます。
根元にはしめ縄が施され、かなりの迫力。目通しは2mもあり、単純に巨木としてもかなりのスケール感です。

周囲の桜と比べるとその大きさが際立つ
ひょうたん桜がどれほどのスケール感かというと、こんな感じ。周辺の桜と比較してゆうに5倍はあろうかという大きさです。上空から見下ろしてもこのボリューム感。高知県下最大級の桜の巨木というのも納得です。
桜並木の散策もおすすめ!
ひょうたん桜周辺の遊歩道では、美しい桜並木の中の散策を楽しむことができます。
桜に覆われた休憩所。気持ち良さそうですね!
少し移動するとしだれ桜の群生が。下草の新緑としだれ桜のコントラストがきれいです。
いたるところに設置されたベンチで休憩しながら、ゆっくりと散策を楽しむのがおすすめですよ!
ひょうたん桜の満開とほぼ同時期、周辺地域の上久喜(かみくき)では、山村を花桃が埋め尽くし、さながら桃源郷のような景観を楽しむことができます。同地域の上久喜の花桃の記事はこちら。
ついでに周辺も散策してみては?
ひょうたん桜から少し尾根の上に移動した場所からの眺望はこんな感じ。山深い山村が桜に覆われる、幻想的な景観です。
ひょうたん桜を眺望できるポイントの目印になる、立派なしだれ桜。樹齢は60年ほどとのことで、山村を見下ろす場所で満開の花をつけていました。
帰り道には花桃の美しい場所も。後ろに見えるのは仁淀川の支流にかかる橋です。
橋の上からは高知県名物の沈下橋を展望可能。日本一の清流、仁淀川の支流だけあり、さすがの透明度です。