高知県香美市に位置する大荒の滝は、同じく香美市に位置する轟の滝に次ぐ、落差40mの規模を誇る名瀑です。よく整備された道路でアクセス可能で、秋には美しい紅葉を楽しめる大荒の滝ですが、その優れた景観とは対照的に、混雑とは無縁で常にひっそりとした雰囲気。香美市きっての絶景を、ひっそりとした空間の中心ゆくまで堪能できるスポットです。
豊富な水量と岩壁が魅力の大荒の滝
大荒の滝は高知県香美市で二番目の規模を誇る名瀑です。大荒の滝まではよく整備された道路でアクセス可能な点に加え、車止め周辺にはしっかりと駐車場が整備されている点もポイント。駐車場からは500mほど林道と遊歩道を歩く必要があるのですが、道中の景色はなかなかのもので、楽しみながら歩くことができるでしょう。
滝の左にそびえる岩壁が特徴的な大荒の滝ですが、40m上空の落ち口のさらに20mほど上空に突き出る大岩は迫力満点。
冬季における景観もなかなかのもので、スタッドレスタイヤを装着した車であれば簡単にアクセス可能なことも相まって、お手軽に冬の景観を堪能可能な点も見逃せません。
訪問時に知っておきたい2つのポイント
駐車場から滝までは500m
滝最寄りの駐車場まで快適にアクセス可能な大荒の滝ですが、そこからは500mほど未舗装林道と遊歩道を利用してのアクセスになります。晴天時は快適に歩くことができる一方、雨天や積雪のある場合は注意が必要です。特に、冬季の遊歩道は場所によってそれなりの積雪があることも。冬季は長靴等でのアクセスがおすすめです。
轟の滝とセットでの訪問がおすすめ
大荒の滝を訪問する場合、30分足らずでハシゴ可能な轟の滝への訪問がおすすめです。半日もあれば十分に二つの滝を巡ることが可能で、非常に満足度の高い滝巡りになること間違い無しです。