高知県仁淀川町に位置する大引割・子引割。林中に突如現れる地球の割れ目は、最深部では３０mもの深さをもち、上部から覗き込んでも割れ目の底が全く見えないほど。国の天然記念物にも指定される貴重な地形を堪能できる大引割・子引割は、四国の中でもとりわけ観光スポットの多い石鎚山周辺エリアに位置しているのがうれしいところです。１時間ほどで移動可能な四国カルストなどとセットで訪問するのがおすすめです。
林中に突如現れる地球の割れ目、大引割
長さ８０m、深さ３０mの大引割
最寄りの駐車場に車を停め、歩くこと５分。林中に突如出現する大引割は、長さ８０m、深さ３０mの巨大なもので、まさに地球の割れ目といった雰囲気です。
上部から覗き込んでも最深部は見えない
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最深部で３０mもの深さをもつ大引割は、割れ目の縁から覗き込んでも、底が見えないほどのスケール感。
大引割の最深部を目指す
割れ目の端に向かって迂回することで、底の方までアプローチすることも可能。横から見ることで、まさに地球の割れ目、といった独特の地形をはっきりと観察することができます。
大引割の切り立った岩壁
比較的硬い岩石であるチャートで形成されているからか、崩落等はほとんど無く、切り立った地形を維持しています。
奈落まで続いていそうな子引割
まさに地球の裂け目といった景観の小引割
小引割は最深部で２０mと、大引割よりも小ぶりではあるものの、割れ目の幅が狭いこともあり、奈落までつながっていそうな恐ろしげな雰囲気です。
小引割の再奥部は目視できない
垂直な両壁が特徴的な小引割は、割れ目のふちから見下ろすしか景観を楽しむ方法がないのが悔やまれるところではありますが、大引割よりもいっそう独特の空間は一見の価値ありです。
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