
山岳の多い四国には、数多くの沢が存在しますが、そのなかでも特におすすめのルートをまとめました。
祖谷渓

祖谷渓の浅めの瀞を歩く
渓相:★★★★☆
難度:★☆☆☆☆
近年密かに人気を集める徳島県の祖谷渓は、日本一の秘境といわれる、山深い景観が魅力です。一般的には温泉やドライブで楽しむことの多い祖谷渓ですが、沢登りで楽しむ祖谷渓には、それ以上の絶景が待っています。
安居渓谷

仁淀川水系の透き通った滝壺が美しい
渓相:★★★★☆
難度:★★☆☆☆
高知県の安居渓谷は、日本一の清流、仁淀川水系きってのレジャースポットとして人気を集めています。そんな安居渓谷の最高の楽しみ方はなんといっても沢登り!人気のない渓谷の中、誰も知らない絶景を楽しんでみませんか。
床鍋谷

標高1150m付近から遡行を終える1350mまで開放感のある空間が続く
渓相:★★★☆☆
難度:★★☆☆☆
天空の沢として有名な北アルプス、赤城沢を彷彿とさせる床鍋谷。遡行後半に現れる、赤みがかった岩肌に斜瀑が連続する上部の開けた空間は床鍋谷ならではの美しい景観です。これといった難所もなく快適な遡行を楽しめる床鍋谷は、初心者にもおすすめの沢ですよ。
西種子川

愛媛県 – 西種子川
渓相:★★★☆☆
難度:★★★☆☆
四国を代表する名渓谷、西種子川。その魅力はなんといっても透き通った水流と変化に富んだ渓相です。また、入り口となる魔戸の滝やルート中盤の大滝の迫力も特筆ものです。
高瀑

愛媛県 – 高瀑
渓相:★☆☆☆☆ ※高瀑の滝単体は★★★★★
難度:★★☆☆☆
四国一の瀑布、といわれて高瀑が思い浮かぶ人は少ないかもしれません。しかし、それは知名度の低さゆえのもので、景観の迫力は間違いなく四国一。冬季の氷瀑となった高瀑の美しさも絶品で、是非とも訪れてほしいスポットとしておすすめです。