徳島県神山町に位置する雨乞いの滝。日本の滝百選にも選ばれる雨乞いの滝は、雄滝と雌滝を同時に展望できる、贅沢なスポットとして密かに人気を集めています。神山町から雨乞いの滝までは車で15分。駐車場からは20分の道のりで、比較的簡単にアクセス可能な点も魅力の一つです。
名瀑二本を同時に展望できる贅沢な景観
中部山湲県立自然公園の指定区域、吉野川の下流で合流する鮎喰川の支流の高根谷川水域にある。右に落差45メートルを三段に落ちる雌滝と、左に落差27メートルの直落の雄滝を配する夫婦滝である。滝の名の由来は、かつてこの地の農民が干魃の際に、ここで蓑笠を着て鐘・太鼓を打ち鳴らして雨乞いを行ったことに由来する。滝には竜王神と不動尊が祀られている。-wikipedia-
徳島県には数々の名瀑が存在しますが、その中でも日本の滝百選に選ばれている大釜の滝、轟九十九滝、雨乞いの滝は特に美しい景観を持つスポットとして誰にでもおすすめできるスポットです。そのなかでも雨乞いの滝は、滝直前で屈曲する地形と相まって、秘境感溢れる空間で二本の滝を同時に展望可能な贅沢な空間です。
名瀑を同時に二本展望できる点が魅力の一つになっている雨乞いの滝ですが、雄滝単体での迫力もなかなかのもの。落差45mを三段に別れ落ちる雄滝は、雌滝と比較して水量も多く迫力のある景観をもっています。滝の中段まで鎖が伸びていて登ることができ、様々な角度から展望可能な点も魅力の一つです。
駐車場から雨乞いの滝までは距離800m、時間にして二十分の道のり。大半が坂道のために少し気合いを入れてチャレンジする必要があるのは確かですが、道中には複数の滝があり、楽しみながら歩くことができます。