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瓶ヶ森|標高1897m|1時間で登頂!しかも絶景

瓶ヶ森

瓶ヶ森(かめがもり)の標高は1897mで、四国では5位、西日本でも7位の標高をもつ高峰です。景観の美しさはもちろんですが、瓶ヶ森が人気を集める一番の理由は、1時間で簡単に登頂できる”超”初心者向けの山だから。天候さえ良ければ特別な装備なしに行ける山として、不動の人気を集めています。

瓶ヶ森の登山口へのアクセスはUFOライン(瓶ヶ森林道)を利用することになりますが、R194号線側、寒風山トンネルから瓶ヶ森登山口までの区間は、四国の中でも特に美しい景観を楽しめることで有名です。

登頂は簡単で見晴らし最高、アクセスに利用する道も絶景。瓶ヶ森の魅力を紹介します。

天空に広がる笹原

瓶ヶ森

周辺の山並みとは明らかに違う雰囲気の瓶ヶ森

標高が1897メートルもある瓶ヶ森は、標高だけをみると”本格的な山”という雰囲気さえあります。ところが実際は、なだらかな笹原を快適にハイキングできる初心者向けの山なのです。

初心者向けの山でありながら、”日本最後の秘境”と呼ばれる北アルプスの「雲の平」にも似た本格的な秘境感を堪能することができます。彼方に眺望できる石鎚山の荘厳な岩峰とは対照的に、天空の庭園とでもいうべき空間がどこまでも続きます。

オススメ登山コース

瓶ヶ森の現地看板

瓶ヶ森の現地看板

瓶ヶ森には、男山と女山ふたつのピークがあります。二つのピークを通るようにつけられた登山道は時計回り・反時計回りどちらでも2時間ほどのコースですが、オススメは男山から回る反時計回り。その理由は、石鎚山を正面にして歩くために景観が良く、登りが急斜面・下りが緩斜面となって歩きやすいからです。

瓶ヶ森

瓶ヶ森「男山」の頂上

男山の山頂は切り立っていて、名前のとおり男らしい無骨な雰囲気です。頂上のすぐ近くまで樹木が続いていて見晴らしはイマイチ。

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ツツジの群生を縫うように登山道が整備されているので季節ごとに違った表情を楽しめるのは良いですね。

瓶ヶ森

瓶ヶ森「女山」の頂上

女山の山頂はなだらかな笹原が特徴的です。

岩っぽい男山とは対照的に牧歌的な空間が広がっています。周囲は笹原ばかりで視界を遮るものがなく、見晴らしは最高!360度の大パノラマを堪能することができます。ちなみに、瓶ヶ森最高地点は女山の方となっています。

瓶ヶ森の女山山頂からの景色

瓶ヶ森の「女山」山頂からの景色

奥の方に見えるのは四国山脈で、伊予富士など四国を代表する名山が遥か彼方まで連なっています。反対を向くと四国最高峰の石鎚山を望め、北を向けば瀬戸内海、南には太平洋が広がる、贅沢なロケーションです。

山肌にについている道路は、近年トヨタ・カローラのCMのロケ地になり注目を集めているUFOライン(瓶ヶ森林道)です。

映える「瓶壺(瓶つぼ)」もありますよ!

瓶ヶ森,瓶壺,瓶つぼ

オススメコースからは外れますが「瓶つぼ」もいいですよ!

直径2メートル・水深1.5メートルくらいの甌穴(おうけつ・ポットホール)なのですが、明るくひらけた空間でキラキラと清流をたたえています。瓶ヶ森において水流自体はそれほど珍しくもありませんが、瓶壺(瓶つぼ)のように岩盤を抉るように水が流れているのはここくらいです。何故これほど大きな甌穴ができたのかわかりませんが、瓶壺(瓶つぼ)は瓶ヶ森の名前の由来にもなっているそうです。

登山道の状況

瓶ヶ森の登山道

瓶ヶ森の登山道

瓶ヶ森の登山道は石畳や砂利が敷かれた区間が多く、初心者でも歩きやすいコースになっています。急斜面には階段かロープが設置されているので特に危険な箇所はありません。

天候の穏やかな日にはスニーカー・半袖でも容易に歩くことができますが、天候が崩れそうな時や、気温の低いときは十分にご注意ください。気温の目安は平地マイナス10度くらいです。

瓶ヶ森

笹原を縫うようにつけられた登山道

登山道の大半は、なだらかな笹原を貫くようにつけられています。それほどアップダウンもなく、見晴らしが良い場所が多いのが特徴です。瓶ヶ森の笹は背が低くて開放感があり気持ち良いです。

瓶ヶ森

瓶ヶ森の笹原越しに石鎚山を望む

瓶ヶ森の登山道では、様々な場所から石鎚山を眺望できます。反時計回りのコースがオススメな理由もそのためで、石鎚山を牧歌的な笹原越しに眺めながら歩けるのです。

運が良ければ雲海が発生して、雲海に浮かぶ石鎚山を見られることも。雲海を狙う場合は春・秋の早朝がオススメです。

瓶ヶ森から望む石鎚山

瓶ヶ森から望む石鎚山

道中には何箇所か絶好の石鎚山撮影スポットがあり、カメラマンがいることもしばしば。オススメは女山と登山口を結ぶセクションですよ!

雲海・紅葉の名所です

瓶ヶ森林道の雲海

瓶ヶ森から望む雲海

瓶ヶ森は、個人的には四国一の雲海スポットじゃないかと思っています。ほぼ四季を通して雲海が発生するので、早朝に行くことさえできれば高確率でこのような景観をみることができます。雲海が出現しやすいのは、愛媛県側の気温が下がった翌早朝で、愛媛県側全てを覆う、見事な雲海が出現することもあります。

雲海を見るなら、瓶ヶ森登山口から男山までの間、男山山頂の少し下にある大岩の上からがオススメです。笹原の上にせり出した大きな岩で、笹原と雲海の大パノラマを楽しむことができます。

瓶ヶ森の紅葉

瓶ヶ森の紅葉

10月の半ば、紅葉の時期の瓶ヶ森もオススメです。山頂付近が10月半ばに紅葉を始め、2週間ほどは紅葉が続きます。写真でうまく表現できないのが残念ですが、遥か彼方まで続く山並みまで一斉に紅葉している景観を、ぜひ体験してみてください。

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冬季閉鎖について

瓶ヶ森登山口までのアクセスに利用するUFOライン(瓶ヶ森林道)は、12月〜4月のあいだ冬季閉鎖されます。その間は登山口まで、かなりの距離を徒歩で移動することになるだけでなく、本格的な冬山装備が必要になるので注意が必要です。冬季閉鎖の期間は気象条件により前後することがあるため、事前にいの町観光協会に問い合わせて確認するのがオススメです。

アクセス

瓶ヶ森|標高1897m|1時間で登頂!しかも絶景

瓶ヶ森(かめがもり)の標高は1897mで、四国では5位、西日本でも7位の標高をもつ高峰です。景観の美しさはもちろんですが、瓶ヶ森が人気を集める一番の理由は、1時間で簡単に登頂できる”超”初心者向けの山だから。天候さえ良ければ特別な装備なしに行ける山として、不動の人気を集めています。


瓶ヶ森の登山口へのアクセスはUFOライン(瓶ヶ森林道)を利用することになりますが、R194号線側、寒風山トンネルから瓶ヶ森登山口までの区間は、四国の中でも特に美しい景観を楽しめることで有名です。


登頂は簡単で見晴らし最高、アクセスに利用する道も絶景。瓶ヶ森の魅力を紹介します。



天空に広がる笹原


[caption id="attachment_2748" align="alignnone" width="1200"]瓶ヶ森 周辺の山並みとは明らかに違う雰囲気の瓶ヶ森[/caption]

標高が1897メートルもある瓶ヶ森は、標高だけをみると”本格的な山”という雰囲気さえあります。ところが実際は、なだらかな笹原を快適にハイキングできる初心者向けの山なのです。


初心者向けの山でありながら、”日本最後の秘境”と呼ばれる北アルプスの「雲の平」にも似た本格的な秘境感を堪能することができます。彼方に眺望できる石鎚山の荘厳な岩峰とは対照的に、天空の庭園とでもいうべき空間がどこまでも続きます。


オススメ登山コース


[caption id="attachment_5121" align="aligncenter" width="1200"]瓶ヶ森の現地看板 瓶ヶ森の現地看板[/caption]

瓶ヶ森には、男山と女山ふたつのピークがあります。二つのピークを通るようにつけられた登山道は時計回り・反時計回りどちらでも2時間ほどのコースですが、オススメは男山から回る反時計回り。その理由は、石鎚山を正面にして歩くために景観が良く、登りが急斜面・下りが緩斜面となって歩きやすいからです。


[caption id="attachment_5120" align="aligncenter" width="1200"]瓶ヶ森 瓶ヶ森「男山」の頂上[/caption]

男山の山頂は切り立っていて、名前のとおり男らしい無骨な雰囲気です。頂上のすぐ近くまで樹木が続いていて見晴らしはイマイチ。


ツツジの群生を縫うように登山道が整備されているので季節ごとに違った表情を楽しめるのは良いですね。


[caption id="attachment_5119" align="aligncenter" width="1200"]瓶ヶ森 瓶ヶ森「女山」の頂上[/caption]

女山の山頂はなだらかな笹原が特徴的です。


岩っぽい男山とは対照的に牧歌的な空間が広がっています。周囲は笹原ばかりで視界を遮るものがなく、見晴らしは最高!360度の大パノラマを堪能することができます。ちなみに、瓶ヶ森最高地点は女山の方となっています。


[caption id="attachment_5117" align="aligncenter" width="1200"]瓶ヶ森の女山山頂からの景色 瓶ヶ森の「女山」山頂からの景色[/caption]

奥の方に見えるのは四国山脈で、伊予富士など四国を代表する名山が遥か彼方まで連なっています。反対を向くと四国最高峰の石鎚山を望め、北を向けば瀬戸内海、南には太平洋が広がる、贅沢なロケーションです。


山肌にについている道路は、近年トヨタ・カローラのCMのロケ地になり注目を集めているUFOライン(瓶ヶ森林道)です。


映える「瓶壺(瓶つぼ)」もありますよ!


瓶ヶ森,瓶壺,瓶つぼ


オススメコースからは外れますが「瓶つぼ」もいいですよ!


直径2メートル・水深1.5メートルくらいの甌穴(おうけつ・ポットホール)なのですが、明るくひらけた空間でキラキラと清流をたたえています。瓶ヶ森において水流自体はそれほど珍しくもありませんが、瓶壺(瓶つぼ)のように岩盤を抉るように水が流れているのはここくらいです。何故これほど大きな甌穴ができたのかわかりませんが、瓶壺(瓶つぼ)は瓶ヶ森の名前の由来にもなっているそうです。


登山道の状況


[caption id="attachment_2749" align="aligncenter" width="1200"]瓶ヶ森の登山道 瓶ヶ森の登山道[/caption]

瓶ヶ森の登山道は石畳や砂利が敷かれた区間が多く、初心者でも歩きやすいコースになっています。急斜面には階段かロープが設置されているので特に危険な箇所はありません。


天候の穏やかな日にはスニーカー・半袖でも容易に歩くことができますが、天候が崩れそうな時や、気温の低いときは十分にご注意ください。気温の目安は平地マイナス10度くらいです。


[caption id="attachment_2745" align="aligncenter" width="1200"]瓶ヶ森 笹原を縫うようにつけられた登山道[/caption]

登山道の大半は、なだらかな笹原を貫くようにつけられています。それほどアップダウンもなく、見晴らしが良い場所が多いのが特徴です。瓶ヶ森の笹は背が低くて開放感があり気持ち良いです。


[caption id="attachment_2746" align="alignnone" width="1200"]瓶ヶ森 瓶ヶ森の笹原越しに石鎚山を望む[/caption]

瓶ヶ森の登山道では、様々な場所から石鎚山を眺望できます。反時計回りのコースがオススメな理由もそのためで、石鎚山を牧歌的な笹原越しに眺めながら歩けるのです。


運が良ければ雲海が発生して、雲海に浮かぶ石鎚山を見られることも。雲海を狙う場合は春・秋の早朝がオススメです。


[caption id="attachment_2751" align="alignnone" width="1200"]瓶ヶ森から望む石鎚山 瓶ヶ森から望む石鎚山[/caption]

道中には何箇所か絶好の石鎚山撮影スポットがあり、カメラマンがいることもしばしば。オススメは女山と登山口を結ぶセクションですよ!


雲海・紅葉の名所です


[caption id="attachment_1390" align="alignnone" width="1200"]瓶ヶ森林道の雲海 瓶ヶ森から望む雲海[/caption]

瓶ヶ森は、個人的には四国一の雲海スポットじゃないかと思っています。ほぼ四季を通して雲海が発生するので、早朝に行くことさえできれば高確率でこのような景観をみることができます。雲海が出現しやすいのは、愛媛県側の気温が下がった翌早朝で、愛媛県側全てを覆う、見事な雲海が出現することもあります。


雲海を見るなら、瓶ヶ森登山口から男山までの間、男山山頂の少し下にある大岩の上からがオススメです。笹原の上にせり出した大きな岩で、笹原と雲海の大パノラマを楽しむことができます。


[caption id="attachment_5118" align="aligncenter" width="1200"]瓶ヶ森の紅葉 瓶ヶ森の紅葉[/caption]

10月の半ば、紅葉の時期の瓶ヶ森もオススメです。山頂付近が10月半ばに紅葉を始め、2週間ほどは紅葉が続きます。写真でうまく表現できないのが残念ですが、遥か彼方まで続く山並みまで一斉に紅葉している景観を、ぜひ体験してみてください。


冬季閉鎖について


瓶ヶ森登山口までのアクセスに利用するUFOライン(瓶ヶ森林道)は、12月〜4月のあいだ冬季閉鎖されます。その間は登山口まで、かなりの距離を徒歩で移動することになるだけでなく、本格的な冬山装備が必要になるので注意が必要です。冬季閉鎖の期間は気象条件により前後することがあるため、事前にいの町観光協会に問い合わせて確認するのがオススメです。


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