私にとって、『渓谷登攀(大西良治 著)』が沢登りの概念そのものであるように、『ヒマラヤ悪魔の谷(NHK)』が探検モチベーションそのものであるように、写真や映像には人の心に強く訴えかけるエネルギーがあります。数年前まで普通のハイカーだった私が、渓谷を自由に飛び回れるようになったのも、先人たちの写真や映像からエネルギーをもらう、幸運に恵まれたからこそです。
私自身、いろいろな渓谷を訪れて改めて実感するのは『より特別な世界は、より困難の先にある』ということ。私が尊敬してやまない大西良治の言葉のとおり、困難を越えた先には必ずと言っていいほど、魂を揺さぶる世界が待っているのです。これは、『渓谷登攀』や『ヒマラヤ悪魔の谷』が特別な世界を私に教えてくれたという、原体験とも一致するものです。
この濃密な世界は、SNSや、ブログで伝え切れるものではありません。 ”険谷一本ごとのドラマや美しさを、詳細に、マニアックに表現することこそ、渓谷の魅力を伝える最良の方法だ” その思いが『険谷』シリーズの着想となっています。
『険谷』シリーズは、渓谷一つにつき一冊の対となる、写真集であり、トポであり、遡行記録です。私自身の、そして私の友人たちの、魂を込めた遡行の全てが、一冊ごとに収録されます。自費出版だからこそできるマニアックな、そして、これまで謎に包まれていた、渓谷の深淵に展開される『特別な世界』をぜひ体感してください。きっと、これから渓谷に行くあなたの、もしくは過去行きたかったあなたの、モチベーションになると信じています。






険谷の選定基準
独自性
読者の価値観を変えるような険谷の「特別な世界」を大切にし、活動のモチベーションの一助となりたい。これが私たち制作チームの願いであり、目標です。そのため、他の渓谷にはない独自の景観や地形、憧れとなりうる特徴があるかどうか、独自性を重視しています。
秘匿性
実際に内部に侵入して水線に肉薄することで初めて、その世界を体験できる、秘匿性の高さを追求します。
地形
渓谷の深淵に展開される、非現実的な自然の造形を表現したい。生物の侵入を拒む、険しい地形の先に展開される空間は、さながら宇宙や深海のような非現実性を伴い、鮮烈な体験を与えてくれるのです。
水量
水流により彫刻された渓谷ならではの景観に私たちは強く惹かれるのです。これまでの条件に加え、水による造形の魅力が十分に感じられるよう、水量を重視します。
私たちにとっての「険谷」とは
唯一無二の景観かつ、十分な水量があり、地形が険しい。そして、実際に内部に侵入することで初めて、全貌が把握できる渓谷。
これが、私たち制作チームにとっての「険谷」です。これらの基準を満たす渓谷は、数多の谷が連なる日本においてもごく少数。だからこそ、これらの基準を満たすことこそ、険谷にしかない「特別な世界」をお届けする最善の方法だと思っています。
メディア紹介履歴



取扱店
※ 険谷シリーズは店頭販売のみとなっております
北海道
秀岳荘
白石店(札幌市白石区)
北大店(札幌市北区)
関東
カモシカスポーツ
本店(東京都新宿区・高田馬場)
横浜店(神奈川県横浜市)
さかいやスポーツ
クライミング館(東京都千代田区)
カラファテ
目白店(東京都新宿区)
BaseCamp
Climb Park Base Camp 入間店(埼玉県入間市)
中部
カモシカスポーツ
松本店(長野県松本市)
ARTWALL
クライミングセンター ARTWALL(長野県長野市)
ROOF ROCK
ルーフロック(長野県南佐久郡)
関西・中国・四国
シャモニ
登山クライミング用品専門店シャモニ(三重県四日市市)


