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高樽川|沢登り|2023.04.21

高知県いの町に位置する高樽川。車道が並走する渓谷ながら沢登りの記録はない。

車道から見える範囲だけでも大釜を擁す小滝が複数あり、沢登り初心者に良いのではないかと開拓した。

入渓点直後からゴルジュ地形になる

標高430m付近から入渓。これより下流はガレ沢。

入渓してすぐに小ゴルジュが始まる。側壁は15mほどで威圧感は無い。

侵食の激しい小滝

小ゴルジュ内には個性的な滝が点在する。

大釜セクションスタート

しばらく進むと大釜を携えた2mが現れる。ここから怒涛の大釜セクションスタート。記憶にないが6本ほどの大釜小滝があったと思う。

水路を携えた4m

大釜セクションを過ぎると水路が現れる。水路セクションスタート。

淵のある2m斜瀑

水路や淵が次々に現れて泳ぐ。

淵が連続する

淵は5箇所くらいあったと思う。

その後しばしのガレ区間となる。

滝セクションスタート

ガレ区間をしばらく進むと滝セクションスタート。登れる滝とそうでないものがはっきりしていて、フリーと高巻きを交え進む。

高樽の滝

大滝「高樽の滝」25m。ロープを出して右から。

10m

大滝を越えると特徴的に侵食された岩盤の渓谷となる。10mは登れそうになく左岸から巻く。

右俣

上部二俣はどちらも特徴的な景観をしているが、いずれも分岐からすぐに平凡な河原となる。

左俣

有機的に侵食されたゴルジュを堪能して切り上げる。獣道を30分ほど下降し、高樽の滝観光歩道に合流。車道にて下山した。

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感想

大釜や淵がいくつも連続する美渓。車道が並走し、初心者でも安心して楽しめるリーズナブルさが魅力。技術的に難しい部分はなく、牧歌的な沢歩きのための渓谷。中部のガレが若干ウザく、それより上流の滝はロープを要する箇所もあるため、標高480m付近の橋で切り上げても良いかもしれない。

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