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高知県いの町に位置する高樽川。車道が並走する渓谷ながら沢登りの記録はない。
車道から見える範囲だけでも大釜を擁す小滝が複数あり、沢登り初心者に良いのではないかと開拓した。
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入渓点直後からゴルジュ地形になる
標高430m付近から入渓。これより下流はガレ沢。
入渓してすぐに小ゴルジュが始まる。側壁は15mほどで威圧感は無い。
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侵食の激しい小滝
小ゴルジュ内には個性的な滝が点在する。
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大釜セクションスタート
しばらく進むと大釜を携えた2mが現れる。ここから怒涛の大釜セクションスタート。記憶にないが6本ほどの大釜小滝があったと思う。
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水路を携えた4m
大釜セクションを過ぎると水路が現れる。水路セクションスタート。
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淵のある2m斜瀑
水路や淵が次々に現れて泳ぐ。
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淵が連続する
淵は5箇所くらいあったと思う。
その後しばしのガレ区間となる。
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滝セクションスタート
ガレ区間をしばらく進むと滝セクションスタート。登れる滝とそうでないものがはっきりしていて、フリーと高巻きを交え進む。
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高樽の滝
大滝「高樽の滝」25m。ロープを出して右から。
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10m
大滝を越えると特徴的に侵食された岩盤の渓谷となる。10mは登れそうになく左岸から巻く。
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右俣
上部二俣はどちらも特徴的な景観をしているが、いずれも分岐からすぐに平凡な河原となる。
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左俣
有機的に侵食されたゴルジュを堪能して切り上げる。獣道を30分ほど下降し、高樽の滝観光歩道に合流。車道にて下山した。
感想
大釜や淵がいくつも連続する美渓。車道が並走し、初心者でも安心して楽しめるリーズナブルさが魅力。技術的に難しい部分はなく、牧歌的な沢歩きのための渓谷。中部のガレが若干ウザく、それより上流の滝はロープを要する箇所もあるため、標高480m付近の橋で切り上げても良いかもしれない。