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高知県の沢|2023.04.24

ゴルジュクラブの開拓記録は時期を見てまとめて公開予定です。お楽しみに。

 

一枚の気になる写真に出会った。

随分と昔に更新停止したブログの、不明瞭な滝の写真。落差が小さく滝好きに刺さらない滝だからか詳細は記載されていない。だが、私の頭の片隅に残り続ける個性的な滝だった。

2023年、四国の渓谷開拓も随分と進み、消去法でここだろうと当たりをつけていた場所に、それはあった。落差10mに満たない個性的な滝。その上部には50m大滝を擁すゴルジュ連瀑帯が隠されていた。

メンバー:ゴルジュクラブ1名+世界のキャニオニア

細く侵食された樋状の水流を下る

地形図・地質からは予測不可能な細く侵食された樋を下降する。目測でRL100m。

四国最大のゴルジュ大滝

RL100mと予想していたがその先にさらに20mの直瀑が続いていた。途中でピッチを切り、計RL130mのラペル。合計落差は50mほどだろうか、四国のゴルジュ滝として群を抜いて大きく、集水域も比較的広い。

大滝下流の洞窟滝

大滝の下流もゴルジュは続き個性的な滝が連続する。

洞窟滝7mは樋から空中に放り出された水流が直径15mのドームを作っている。

脱出困難な地形のなか滝が連続する

ゴルジュは途切れることなく続く。ゴルジュ内は一つの連瀑帯と表現しても差し支えないほどに滝が連続する。

絶望的な地形

釜は大きく、侵食は激しい。キャニオニングでなければ突破困難な地形が連続する。

滝の多くは深く侵食された個性的なもの

一つ一つの滝が侵食激しく個性的な造形をしている。

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