愛媛

佐田岬(さだみさき)|全長50km!日本一長い岬の魅力

     佐田岬灯台

愛媛県の西端に位置する佐田岬。日本一全長の長い岬として独特の景観をもつだけでなく、その全域を快適にドライブ・ツーリング可能なこともあり人々の人気を集めています。海峡を挟んで対岸となる大分県までは最も海峡の狭いところで14km。晴天時は容易に対岸をまで眺望可能なこともあり、独特の景観を楽しむことが可能です。

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面河渓|荘厳な絶壁と清流が美しい名渓谷

     面河渓

渓谷の多い四国においても、面河渓ほどのスケール感をもった渓谷は類を見ません。花崗岩による岩壁や川底は、四国に多い”ガレている”渓谷とは一線を画す、堂々とした景観です。面河渓では、持ち前の渓谷美に加え、四国らしい美しい水流や紅葉を楽しむことが可能。非常に走りやすい道でアクセス可能なこともあり、訪問者が後を絶たない人気スポットです。

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寒風山|1763m|厳冬期も人が絶えない定番の山

     寒風山

冬山登山というと一般的には相応の体力と装備が必要、というイメージがあるのではないでしょうか。標高1763m、高知県と愛媛県の県境に位置する寒風山は、四国一霧氷が美しいとも言われる絶景の名峰でありながら、積雪の少ない日には夏山とそれほど変わらない装備で登頂可能なこともあり、厳冬期であっても人の絶えることのない人気スポットです。

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伊予富士|1756m|四国西部の名峰を一望できる眺望

     伊予富士

標高1756m、”富士”の名をもちながら四国山脈の一部、という雰囲気で、どちらかといえば地味にも見える伊予富士。冬季には四国一の霧氷と、氷に閉ざされた四国山脈の絶景を眺望可能な名山に姿を変えます。冬季の登山口となる寒風山トンネルからは片道4時間の道のり。積雪状況によってはそれ以上の時間を要すこともある伊予富士ですが、苦労して登山する甲斐のある絶景が待っています。

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別子銅山|東洋のマチュピチュと名高い巨大銅山跡

     愛媛県の別子銅山

過去1万人を超える住人が住み、日本の発展の礎となった別子銅山。現在の別子銅山では、当時の人々が暮らした空間を垣間見ることのできる史跡が点在しています。別子銅山の入り口となる東平記念館には数多くの資料が展示されていて、当時の生活を学ぶこともできます。

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四国の沢登り

     

記録が少ない四国の沢登りコース

山岳ばかりというか山岳しかない四国では当然沢の数も多く、地形は急峻で雨量も多い。紀伊半島のように沢登りの聖地となっていてもおかしくない条件が揃っていますが、愛媛県の、それも石鎚山系と赤石山系を除けば、四国の沢登りの情報はほぼ皆無です。

四国の定番沢登りコース

面河渓本流

下部には大水量ゴルジュ、中部に牧歌的な花崗岩ナメ、上部に日本百名瀑の御来光の滝を擁し、源頭部は選ぶコースによって日本百名山の石鎚山に突き上げる、四国を代表する名渓谷。一番の難所となる下部ゴルジュは並走する遊歩道で容易に回避でき、御来光の滝も右岸から容易に巻くことができる。それぞれ登攀可能でもあるので力量に応じたコース取りをできる。

鉄砲石川

四国の癒し渓代表。さしたる難所はなく、釜やナメが連続する。源頭まで上り詰めると石鎚山を望む絶好の縦走路に飛び出す。

坂瀬川

下部にゴルジュを擁し、ナメへと変化する、ファンの多い沢。らしい。行ったことない。

西種子川

入渓直後に魔戸の滝(30m)から続く魔戸ゴルジュを擁す。下部から登攀した記録はなく、キャニオニングでしか進入不可のセクションがある。全般的によくまとまった渓谷であるが、魔戸ゴルジュを除けばそれほど特筆すべき点はない。

瀬場谷

大滝を含め全ての滝が容易に直登できる、沢登りのためにあるかのような渓谷。四国の沢登りコースで1.2を争う人気。

床鍋川

多くの滝が直登可能で、上部は四国では珍しく開放的な空間で沢登りを楽しめる。世界で2箇所しか産出されない貴重な「エクロジャイト」が源頭部に散見される。

足谷川

四国を代表する悪渓。終始ゴルジュ地形の泳ぎ渓で、上部に登りでの侵入を今だに許していない連瀑帯をもつ。一般的には四国最難関とされるが、実はもっと難しい沢も存在する。

滑床渓谷

延べ数キロにわたる滑床をもつ渓谷。滑床ばかりが注目されがちだが、源頭となる鬼ヶ城山系は四国きってのブナの巨木林を擁す山域で、新緑・紅葉の時期などは沢登りからの縦走ハイキングが最高。

鞍瀬渓谷

数多くの支流を擁し、中には悪絶なものもある。本流が有名だが行ったことない。

薬師谷渓谷

名瀑・雪輪の滝(滑床渓谷のそれとは別物)を擁し、数個の奇瀑を内包するコンパクトな渓谷。沢登りよりもキャニオニングツアーで有名。

弘沢

仁淀ブルーで有名な安居渓谷の支流。さしたる難所はなく、全ての巻きが5分で終了するコンビニ系癒し渓と侮るなかれ。ほぼ全ての滝が直登可能で、登攀系の沢としても見逃せない1本。

祖谷渓

沢登りの対象としては大味すぎる感じがしないでもない大渓谷で、ほぼ泳ぎのみの牧歌的な空間をもつ。沢登りの対象として興味深い支流を何本かもつ。

総評

某山岳情報誌の古典によれば徳島県の剣山周辺にはロクな沢が無いだとか、ある人物は高知はゴーロだらけのクソ沢ばかり、など言われたい放題ですが、しらみつぶしに探せば素晴らしい渓谷がたくさん眠っています。それもほとんど記録がない、あったとしても過去の山岳会の山行記録が断片的に見つかるのみなど、沢登りにおいて四国は日本最後のフロンティアと表現しても過言ではないでしょう。

四国での(開拓的な)沢登りは、淵を泳ぎ、滝を直登して水線を遡行すれば、記録未見のゴルジュが次々に現れ、初遡行の喜びを存分に味わうことができるでしょう。ここに、おそらく記録未見(もしくは僅少)の沢の写真を少し紹介します。この記事を読んでいる貴方の初遡行の喜びを奪うつもりは一切ありませんので場所や名前は非公開とします。ぜひ自分自身で見つけて、沢登りの魅力を、初遡行の喜びを存分に味わっていただきたいと思います。

四国の記録未見の沢

行動中常にロープを出すような登攀系をはじめ、泳ぎからのボルダー系、大水量ゴルジュ、大滝登攀など多種多様な沢があります。特に記録未見(もしくは僅少)の沢に関しては、エイドを要する高巻き、水流に逆らっての登攀など、結構シビアなものが多く、3〜5級ほどの上級者向きが揃っています。